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one day college(大学職員の出張講座)-大阪大学-

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工学研究科
大学で環境学を学ぶということ
皆さんは「環境」と聞くと,何を一番にイメージしますか?私は高校卒業後,日本の3つの大学 (神戸女学院大学,滋賀県立大学,大阪大学) で「環境学」に関することを学んだり,研究したりしてきました。本講座の前半では3つの大学での研究を通して「環境学」とはなんだろう?ということを考えます。後半では,現在所属している研究室で取り組んでいる研究課題である,環境に関するリスク (環境にとって良くない出来事や環境保全のために回避したい出来事) について考えます。

(感想文)
・今までは世界規模の温暖化などの問題ばかりを環境問題だと思っていたが、一つ一つの川について考えるような「小さな視点」も重要だと気づかされた。「モデル化」という方法は環境問題を一つの有機的システムとして数値でとらえるために非常に有効な方法であるが、その一方で科学的・数値的な環境の良さと、人間の感覚で感じる環境の良さは必ずしも一致しないということは、決して忘れるべきではないと思った。環境問題は、非常に多くの要素が絡み合った問題だから自分の今考えているのがどの規模のどの部分の問題か、客観的に考える視点が必要だと学んだ。(高3男子)

・私は都市の川は、都市のオアシス的な存在になればいいなと思います。環境と調和した都市計画が進む中で川も町作りの1つに関わってくると思います。私は農学部でより生産性の高い植物で、砂漠化や食糧問題について取り組みたいと思っています。今日のお話を聞いて、肥料などが、水質汚濁につながったりすることもあることを知り、将来は、水質にも優しい肥料も考えてみたいなと思いました。また、環境問題は、様々なことが関連しているので、一つの偏った視点ではいけないということも学べました。リスク評価でものごとを考えるのも、おもしろいなと思いました。ありがとうございました。(高3女子)

・私は地球温暖化に興味があり、先生は水質汚濁だったので少し違ったけど、とても良い勉強になった。メモにも書いたように、環境学の中でもたくさんあって、おもしろいなと思った。都市の川はあまり汚れていないことが意外だった。「環境」に、さらに興味を持つことができた。(高1男子)

・川の水質はどちらかといえば悪いと思う、理由は水の濁り具合が高く川底の色が悪いから。自分にとって川は魚が住めるぐらいきれいであるべきである。大学では本当に細かいところ学ぶところであると思った。工学部に少し挙身を持った。ためになることをたくさん教えてもらい、いい経験をした。(高1男子)

・私は全然環境のことについて知らなかったので、今回は話を聞いてとてもおもしろかったです。都市の川は透き通っていたらいいのになと思います。どこの大学、職業に就きたいか、まだ未定ですが、今回の話をきっかけに、夢を見つけられたらいいなと思います。勉強はめりはりが大事といっていたので、これから毎日、めりはり勉強を頑張ろうと思います。なんでもやる。(高2女子)