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合格祈願(4)

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北野天満宮に祀られれている菅原道真公の生涯(2)
 菅公の薨去後(死後)、天変地異や疫病などが相次ぎ、菅公追放の企てをした藤原時平とその一味はことごとく悲惨な最期をとげました。さらに延長八年(九三〇)六月内裏の清涼殿に落雷があり五人の公家が死傷するに至って、人々の間には藤原氏のはかりごとによって無実の罪をきせられ大宰府の配所で悲しみのうちに世を去った菅公への同情と、その怨霊を鎮めねばならないとの思いが広まっていったのです。
やがて天慶五年(九四二)少女の巫女多治比文子に菅公の御霊より「生前しばしば遊んだ右近馬場に祠を建てよ」とのお告げがあり、その後文子や他に託宣を受けた人々が力を合わせて北野の地に天満宮が建てられました。
 そして、暖かく誠実な人柄で学徳を積まれた菅公を敬慕する人々により学問の神様としての篤い信仰が現代に受け継がれているのです。
          北野天満宮発行の宝物殿パンフレットより