卒業生に学ぶ-感想1-
6月5日(水)のHRの時間に高校1年生を対象に行いました。
初めての中間考査も終え、ようやく高校生活に慣れ始めばかりですが、まだ経験したことのない大学での様子を教育実習生を中心に話をしてもらいました。
大学では、専門の勉強ってどんなことをするのだろうとかゼミって何を研究するところなのだろうなど素朴な疑問を一番年齢の近い卒業生の先輩がアドバイスしてくれます。
聴講して感じたことをそのまま掲載しました。
立命館大学法学部 法学科
-講師紹介-
(学業面) 法律学は、経済学や政治学とは異なり、具体的な個人の間の問題を扱う分野です。国や自治体のような大きい規模で考えるのではなく、より具体的な事柄を掘り下げていくことができる学問だと思います。
その中でも私は家族法という親族関係や相続にかかわる法律を専門に扱うゼミに所属していいます。具体的には「浮気した夫の方から離婚請求ってできるの?」「お父さんの遺産をお兄ちゃんが独り占めしてるけど、これって許されるの?」といった法律上のトラブルに対応していきます。最も身近な人間関係と言える家族関係。これ以上にイメージしやすく、実用的な分野は他にないと考えています。
(生活面) サークルには、所属することなく、コンビニエンスストアでのアルバイトに熱中していました。もちろん学業を怠る事もなく、成績優秀者として表彰されてたこともあります。独り暮らしという他人に頼る事ができない環境の中で、上手く自律することを心がけたいと思います。
まだ文理も決められていない状態でも、ひとつの目安になったと思います。「行きたい」という気持ちはもちろん大切だけれど、これだけではどうにもならないことが分かりました。そして、時間がかかっても、自分が本当にやりたいことを見つけ出すべきだと感じました。(女子)
家族法についてや環境法や社会法についての法律の説明や、法学部に行った後の就職先や、近畿内の大学について説明していただいて、とても面白かったです。また、志望校の決め方など、とても参考になりました。(女子)
「法学部」に興味があります。社会の中で私たちを守る法律や、人間関係を「法」で考えたりするのは楽しそうだと思いました。
今回、高校時代の勉強法についてくわしく教えていただいて、塾に行っていないのは私も一緒なので、学校の教科書を参考にすることをやってみようと思いました。テスト2週間前から、確認をするのはいつもやろうと思ってやれないので、期末で実践したいです。
(女子)