卒業生に学ぶ-感想15-
関西学院大学 経済学部 (学科・専攻なし)
-講師紹介-
「どこに注目する経済学か? 今でしょ!!」
「経済学」と聞いてみなさんは何を想像しますか? お金、株、需要と供給の関係などが思いつく人が多いのではないでしょうか。
もちろん、それらは経済学の中に含まれます。しかしそれだけが経済学ではありません。
私は、電気、水道、鉄道、航空などのインフラ事業の規制緩和に関する研究を行っています。
特に最近では、2011年に発生した東日本大震災での電力問題の浮上、2012年に日本初の格安航空会社の誕生があげられます。これらの事象の背景にある政策の問題点を知り、より効率的な事業の運営を考える学問です。
簡単に言うと、今注目されている出来事をテーマに取り扱う経済学です。
また、自身の高校生活や大学生活についても話をして、みなさんの将来に役立つような時間にしたいと思います。質問もお待ちしています。
興味を持たれた方は気軽にお越しください。
また、教員をめざす学生が、学部を超えて集うサークル「教職ナビ」 というものに所属しています。
-生徒感想-
・経済学部は生活や就職に役立つと言われたので興味を持ちました。国を動かす重要な学部だと思いました。高校生活において、楽しむことと、日々の積み重ね、小テストの重要さを改めて感じることができた。(女子)
・経済学はもっと難しいものだと思っていました。いま世の中で行われていることを分析したり、歴史を見たりするという話を聞いていると、楽しそうに思えました。大学は自分ですべて決める。どんな授業を受けたいかなど、自分で決めなければいけない。日頃の積み重ねが大事だと分かった。(女子)
・経済といえばお金のことや株のことなどを連想しますが、それだけではありません。東日本大震災の影響によって、財政はどうなるのかということや、航空会社の行政を調べたりするのもこの学部です。最後に高校生活の取り組み方についても教えていただき、とても身につくお話でした。(男子)