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one day college 感想文(16)-大阪大学-

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大阪大学 工学部
-講座紹介-
環境問題解決のためにできることはなんだろう?
今年1月,話題になった中国の大気汚染。覚えていますか?本講座の前半では環境問題のなかでも越境大気汚染に焦点をあてて東アジア地域の越境大気汚染の状況を,調査データを交えてお話します。後半では,環境問題解決のために一体何をしたらいいのだろう?という問いに対して環境システム学や環境リスク学の視点から考えます。

-生徒感想文-
・今回のこの話で、環境科学科というのが具体的にどのようなことをするのかわかってよかった。このようなことを研究するのも面白いと思いました。(高1男子)

・粒子が思ったよりもずっと危険で、人間に害を与える存在であると、とても強く感じました。また、身近な問題PM2.5を題材に話が展開されたので、学生も興味を持てるようなすばらしい内容でした。また、はっきりと解決されていいない問題やこれからの研究が重要になってくるんだなあと思いました。(高1女子)

・環境ということで、どんな話なんだろうと気になったが、専門的なことや化学的なことがたくさん出てきて難しく感じました。大学の大気中の調査は山に登ったり、自分たちで電気を作り出したりと、とても大変そうだった。今年1月あたりにテレビや新聞で騒がれたPM2.5だが、その全部が体に害があるわけではなく、1月よりも少し報道が落ち着いたが3月や4月くらいが一番多かったことや、今年だけに限ったことではなく、いつも大体そんな感じだと聞いて、環境問題を考えるには、メディアの報道に惑わされないことが大切だと思った。(高1女子)

・PM2.5はすべて悪いものではないということに驚いた。また、PM2.5の量はあまり変化していないというのも驚いた。水銀濃度の違いでどこから送られて来たかがホームページでチェックできることなんて知らなかった。(高2女子)

・PM2.5は悪いものだと思っていた。でも、PM2.5には、自然起源のものと人為起源のものというのがあって、毒性が強い物質お含むものは人為起源だけであるということがわかり、勉強になった。(高3 男子)

・ヒトの健康を調べるには、人体実験はできないから、ラットに吸わせて生物毒性試験を行っているから、人間の健康のためにラットが犠牲になっているのがかわいそうだけれど、仕方がないのかなあと思った。屋久島が日本による大気汚染の影響を受けない島であることをはじめって知った。(高3女子)

・先生が「雲雀丘の出身」だったので、すごく親近感があった。研究は[たぶんこうだ]ではなく、「数値的にこうだから、こうだ」と確信が持てないとだめだと思った。PM2.5の報道は世の中にたくさんあるけれど、全てが合っている情報ではないので、信じてはいけないと思った。
(高3女子)

・いろんなことを教えてもらってよかった。大気汚染のこともいろいろとわかった。「Know! Amaizing!, interesting!」この3つが浮かんでいた。僕のhistoryに1つのpageができた。後方流路線解析による調査結果で出ていた濃度の結果を見た瞬間、自分の中で興味がわいた。
(高3男子)