« ScienceCamp in 鳥取大学鳥取キャンパス 第1日目 | メイン | ScienceCamp in 鳥取大学鳥取キャンパス 第2日目 »

サントリー生物有機科学研究所                                      夏の科学実験教室スタート2

サントリー生命科学財団のご協力を得て、サントリー生物有機科学研究所において、研究者体験教室(第二ターム)が始まりました。第二タームは8月5日から9日まで、時間は10時から17時です。高校3年生2名と2年生4名の計6名の生徒たちが参加しています。
第一タームの生徒達は先週の金曜日に、多くの研究者の方々および雲雀丘学園高等学校の4名の教員の前で、研究発表を行った後、研究の感想を書いて持ってきてくれました。
 その感想文は、お世話になったサントリーの研究員の方々への感謝の気持ちと、5日間充実した日々を過ごした喜びに満ちあふれていました。参加した高校3年生は受験勉強も気がかりだったと思いますが、そこで学んだ事が、受験勉強にも生きているだけでなく、大学進学をより強く意識できたこと、そして、サントリーの研究者の方々に、感謝の気持ちを表すためにも、来る大学受験で志望校に合格して、報告に行くんだと、真剣に勉強に励む決意を述べていました。
 第二タームで今研究を始めた生徒も、きっと、すばらしい体験をしてくれることと思います。雲雀丘学園の子供達は本当に幸せだなあと思います。私も、学生時代にこのような体験や出会いをしていたら、その後の運命が変わったかもしれないと思うほどです。
 8月9日の研究発表も、見に行って一杯質問してこようと思っています。

DSC01001%281%29.JPG

第一タームと同様、第二タームの生徒たちも下記の研究テーマのいずれか1つを選んで研究しています。
①受容体遺伝子のPCRによる同定とその配列の決定(遺伝子配列を自動配列解析装置で解読)
②ホルモンが結合する受容体の決定と活性の強さの算出(自動細胞内シグナル解析装置を使用)

DSC01019%281%29.JPG DSC01022%281%29.JPG

第一タームの生徒たちの研究発表は、本校の教員も複数名見に行きました。今回のこの貴重な体験は、生徒たちの今後の糧となることでしょう。第二タームの生徒たちもしっかり頑張ってくれることと期待しています。

DSC01018%281%29.JPG DSC01006%281%29.JPG

生徒たちが、研究員の方々の言葉をメモをとる姿が印象的でした。