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one day college 感想文(20)-香川大学-

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香川大学 工学部
-講座紹介-
建築環境とユニバーサルデザイン
少子高齢化により福祉,医療などへの対策が重要な課題となっています。環境のあり方を工夫して多くの人が不自由なく生活できるようにすることがユニバーサルデザインだと言われています。すべての人が安心して快適に暮らせることを目指す福祉の視点から,ユーザー本位の施設づくりやまちづくりについて調査事例をもとに紹介します。そして、すべての人が安心して快適に使用できることを目指す福祉の視点から住まい・建築のデザインについて理解を深めます

-生徒感想文-
・建築に興味があったので受講しました。この講座では、ノーマライゼーションに基づく建築のデザインについてのお話でした。日本では、ふすまなどの取手は、高齢者にとって使いにくいもので、ドアのレバーなどが、とても使いやすいそうです。日本は、まだまだ、弱者に対する社会の配慮が外国に比べ足りないと思います。このノーマライゼーションを考慮した建築やまちづくりは、これからの日本に必要な分野だと思いました。(高2女子)

・自分はデザインについて、一番興味があるけれど、寸法など実用的な面が考慮されてこそのデザインだと改めて感じられました。大学でも幅広く学びたいと思いました。(高3女子)

・阪急では、ドア開閉予告ランプ。JRでは優先座席にはアイコンを含み色が異なるものにする。自分が何気なく使っているものの中に、バリアフリーが考慮されているもの多くあることが分かりました。自己防止だけでなく、利便性も考慮されているものが多くあると感じました。
(高2男子)

・ごく細かい小さいことを改善するだけで動作がすごく楽になるのはすごいと思った。できるだけ普通の生活をするためのノーマライゼーションの精神は、人権的に考えても大切なことなのだということを感じた。日本の社会福祉制度をもうちょっとなんとかしなければと思った。
(高3女子)

・バリアフリーの建物を作るときに、寸法がとても細かく決められていることを初めて知った。また、ユニーバーサルデザインは障害のある人や、お年寄りなどが使うものだと思っていたが、どんな人でも使う物だと知って驚いた。デザインといっても様々な分野があるし、いろいろな知識を蓄えていかなければならないということが分った。(高3女子)

・バリアフリーやユニバーサルデザインについて、こんなにたくさんの法律やきまりあるとは思いませんでした。玄関の幅やスロープの勾配まで決められているとは驚きでした。また、身近なものにもユニバーサルデザインの考え方を生かし作られていることが分かりました。
(高1男子)