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2014年08月30日

One Day College(7/5実施) ~感想その10~

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同志社大学 文化情報学部 下嶋 篤 教授
「文化情報学の一分野としてのグラフィック表現学」

・自分の身の回りにグラフィック表現どんなにたくさんあるかを知り驚くばかりでした。絵やグラフで情報を伝えるというのはデザインの仕方やグラフの作り方は難しいけれど,パッと見てわかるし,生活の質があがるというのでおもしろいし,やりがいがあると思いました。文系・理系に関係なく関われるというのも魅力的でした。人の認知技術や心理学も含まれていてすごくやりごたえがあるようで楽しそうに思えます。私自身が絵を描くこともあって,とても興味がわきました。(1年女子)

・身近にあるゲームや本,チラシなどを例にグラフィック表現を説明してくださったのでよく理解することができました。大学では,グラフィック表現のような日常のいたる所に活用されているものなどにも着目して研究することもあると知ることができ,大学生活への期待が高まりました。(2年女子)

「関大」高大連携 修了証授与式を行いました

高大連携プログラム 2014年度「Kan-Dai15セミナー(春学期)」修了証授与式を行いました。

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今回は、本校の生徒2名が受講しました。受講内容は下記のとおりです。
◆ 高3女子: 経済学部 経済学科 「経済史1」
◆ 高2女子: 文学部 総合人文学科・教育文化専修 「学びの扉(教育文化)」

現在、秋学期の高大連携講座の受講者を募集しています。(詳細は8月29日のブログをご覧ください)
興味のある人は、春学期に受講した人にぜひ感想を聞いてみましょう。

2014年08月29日

「関学・関大」高大連携講座 受講者募集のご案内

高1、2のみなさん、大学での学びを体験してみませんか?
申し込み・問い合わせは、学年進路の先生または進路指導部 村上先生まで。

平成26年度 関西学院大学高大連携講座 受講者募集
科目: 文学部、経済学部
日時: 授業開始(9/20)~授業終了(3/31)間の毎週1回 月~金 5限(16:50~18:20)
場所: 関西学院大学 上ヶ原キャンパス
費用: テキスト代など
試験: 試験をおこなう科目有り
申し込み締切: 9月5日(金)8時30分

平成26年度 関西大学 Kan-Daiセミナー 受講者募集
科目: 文学部、経済学部、社会学部、システム理工学部
日時: 授業開始(9/22)~授業終了(1月)間の毎週1回 月~金 5限(16:20~17:50)
場所: 関西大学 千里山キャンパス
費用: テキスト代など
申し込み締切: 9月3日(水)8時30分

One Day College(7/5実施) ~感想その9~

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京都女子大学 発達教育学部 田井 康雄 教授
「教育学で学ぶことと教師の役割」

・私は教師になるのが最大の目標なのでこの講座を聴かせてもらってとても有難かったです。教員になるにあたって重要な情報から,教員という専門職についてから大切なことまで教えていただけました。自分の将来がより明瞭に見えてきました。ありがとうございます。(3年男子)

・幼稚園教師を目指している私にとってすごく良い機会だった。大学のことから教員の仕組み,就職のこと,受かりやすい職,そしてそれがなぜ受かりやすいのかということを学べた。やはり,「子どもが好き」という理由ではだめだと改めて思った。田井教授がお話になったことすべてが役に立ち,これからの進路選択に役立たせることができます。(3年女子)

・教育学という概念が私にはなかったので新鮮でした。教師一人によって子供の人生はいくらでも左右されると思います。子どもが好きだからという安易な理由や実力や自主研修に対する意欲がない人は教師になってほしくないと思いました。教師の質が上がれば,塾なんて必要ないと思うし,立派な人間になれるのになと思います。子どもに生き抜く力を教育してほしいです。(3年女子)

2014年08月28日

One Day College(7/5実施) ~感想その8~

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京都外国語大学 外国語学部 アーロン・キャンベル 教授
「The Art of Storytelling」

・I’ve never taken such an English class. English is a language. I think it is important for us to speak English, but I have been made to read and write it at school. Thanks to it, I don’t know real English. However, Professor’s class was a lot of fun and very useful for me. From now on, I think I have to study English harder not only to pass the entrance exam, but also to be able to enjoy communicating with others abroad in English and broad my knowledge. (2nd year boy student)

・At first, I had no idea how to create a story, but I told my story three times. I think I got better at telling a story. Your lesson was a lot of fun. I think I should study English much harder!
Thank you very much! (2nd year girl student)

2014年08月27日

「指定校・公募・AO」の出願手続きの説明会を行いました

本日1限、講堂にて高校3年生対象に、進路指導部長による「指定校推薦入試」「公募制推薦入試」「AO入試」の出願手続きの説明会を行いました。

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受験は最終的には個人戦ではありますが、直前までは団体戦でもあります。各自が最大限の努力をすることで、お互いが励まし合い、教え合うことで大きな壁を乗り越えることができるでしょう。苦しい時期を一緒に乗り切ってこそ、強い連帯感で結びついた同期としての一体感も生まれてきます。これまでの学年と同様に、57期生が苦しさから逃げず、最後までしっかりと取り組み、各自が栄冠を手にすることを期待しています。

防衛大学・防衛医科大学(医学科・看護学科)説明会を行いました

本日午後、防衛省の方にお越しいただき、防衛大学・防衛医科大学受験希望者対象に説明会を行いました。社会科教室で立ち見の生徒がでるほど、たくさんの生徒が参加しました。

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最初に、自衛隊の任務など概要を伺ったあと、防衛大学志願者、防衛医科大学(医学科)志願者・防衛医科大学(看護学科)志願者とそれぞれ各教室にわかれ、大学校ごとに、丁寧な説明を受けました。

生徒たちは熱心にお話を聞き、最後の質疑応答でも積極的に質問していました。

One Day College(7/5実施) ~感想その7~

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宝塚市立看護専門学校 竹野 美智子 看護教員 真辺 恵子 看護教員
「高齢者の看護」

・私は高齢者役をしました。肩や腕や足におもりをつけられて視界の狭いめがねをつけられ、耳栓もされました。非常に動きにくくて疲れました。高齢者の方の気持ちが少しわかったような気がするので、大変貴重な経験をすることができました。(3年女子)

・高齢者の体がどのようになってなぜそのような行動にでているかを丁寧に教えてくださったのが印象的でした。どのような接し方をしたらよいのかなど普通に過ごしていたらわからないことも知ることができて良かったです。(2年男子)

・健康者との動きの違いに驚いた。お年寄りと接していて「何でだろう?」と疑問に思っていたようなことにも、一つひとつ的確な理由があって、これからはどうしてそうなってしまうのか、何かあった解きにどう対処すればいいのかを考えて接していこうと思った。(3年女子)

2014年08月26日

One Day College(7/5実施) ~感想その6~

IMG_0193.JPG九州大学 芸術工学部 河原 一彦 助教
「オーディオエンジニアの耳に挑戦
~聴感トレーニング(聴能形成)体験~」

・音には高さを表すH2、大きさを表すPa、dB、音色を表すスペクトルがあるということや音響技術関係の知識だけを身につけるのだけでなく、物理的なものと聴覚を対応させるのが大切ということがわかった。聴能形成訓練はとても楽しかった。少し、オーディオエンジニアに興味をもった。(1年女子)

・普段考えることがない、音の仕組みを考えたり知ることができたりして面白かったです。このタイミングでlogの復習もできるとは思いませんでした。そして何より、自分の体で体験できたのは良かったです。ある程度慣れなのかなと思いました。高低が難しかったです。H2の差、dBの差がよくわかりました。(3年男子)

2014年08月25日

One Day College(7/5実施) ~感想その5~

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徳島大学 総合科学部 横井川久己男 教授 「微生物と人間生活」

・微生物といったら、大腸菌とか乳酸菌しか知らなかったけれど、感染が治まった後も影響があり、注意が必要であるサルモネア菌、ヨーグルトなどで有名なビフィビス菌など、たくさんの細菌の写真や説明をお聞きして、とても興味深かった。ワインやチーズの成り立ちについて、微生物の果たす役割についても具体的でとてもわかりやすく驚くことが多かった。日本は資源には恵まれているとは言えないが、微生物資源は増やせることができる、これからの微生物研究の発展には大いに期待できると感じた。(高2女子)

・身の回りにいる微生物をより深く知ることができた。大腸菌という名前は知っていたのだが、詳しくは知らなかったため、今回は驚くことや感心することが多かった。微生物がこれから私たちの与える影響はさらに大きくなり、今後、すべての重要なポイントに「微生物」が関わることになり、世界の至るところに目に見えないはずの「微生物」が活躍するようになると思った。私たちが、普段、何気なく見過ごしている日常生活にも、単純な構造の微生物が複雑に関係していて、小さくて身近な微生物が、何か、大きくて遠い存在に感じ、不思議な気がした。(高2男子)

2014年08月22日

サントリー研究者体験2014

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 今日の午後に第2期の発表会がおこなわれましたので,学年の担任の先生と聞きに行きました。第1期は7月28日から8月1日までの5日間に高校2年・3年の5名が,第2期は8月18日から22日までの5日間に6名が,それぞれ参加しました。与えられたテーマは「ホヤペプチド遺伝子のPCRによる同定とその配列の決定」,「ホルモンが結合する受容体の決定と活性の強さの算出」など,一般の高校生にとっては難しい内容のものです。5日間,聞いたこともない単語が飛び交う,分からないことだらけの環境に身を置いたにも関わらず,誰一人リタイアすることもなく,最後まで課題をやり遂げたことは高く評価してあげたいと思います。もちろんサントリー生物有機科学研究所の研究員の方々にサポートしてもらって,ずいぶんと助けられていることも事実ですが,自分から取り組んでみようとする能動的な姿勢がそれを可能にしたのではないでしょうか。最終日の発表を聞いていて,過去2回よりもよかったのは,我々教員ではなく一緒に体験していた生徒から質問が出たり,その質問の回答を同じテーマの生徒がサポートする姿でした。とても成長を感じさせる光景だったと思います。彼らの感想を楽しみにしています。

2014年08月20日

AcademicSummer in 徳島大学総合科学部 その3

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 2日目の様子です。昨日遅くまで先輩達の話を聞いていたようですが,疲れたようすを見せることもなく,実験のまとめをしていました。どちらのグループも実験データを検討した結果,満足のいく実験をおこなうことができたようです。表情にも現れていますね。ご指導いただいた中川先生,横井川先生,ありがとうございました。


 今夏のAcademicSummerはこれですべて終了です。特に問題もなく,参加した中学3年から高校2年までの生徒52名は充実した時間を過ごしてくれたようです。
文化祭で,サントリー研究者体験と一緒にそれぞれの内容を発表してもらうことになっています。公開日である9月7日(日)に化学実験室でおこないます。よろしければ話を聞きにきていただければと幸いです。

2014年08月19日

Academic Summer in 徳島大学総合科学部 その2

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 中川先生のグループはタンパク質を調べます。マイクロピペットで試料を量り取り,電気泳動にかけるところです。最初は少し緊張していたようですね。

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 中川先生のグループは大腸菌の検査をします。あらかじめ基本的な知識をレクチャーしていただいてから,実験を始めました。見えているのはクリーンベンチです。

Academic Summer in 徳島大学総合科学部 その1

 7月末に実施した医学部に続いて,総合科学部でもAcademic Summerを実施していただきました。こちらは昨年度に引き続き,2年目です。これに昨年度参加して,徳島大学に進学を決めた先輩がサポートに来てくれるようですので,心強い限りです。指導してくださる中川先生,横井川先生は今年のOne Day Collegeでも学校で講義をしていただいたので,本学の生徒をよくご存じです。高校1年・2年それぞれ2名が参加していますが,充実した二日間を過ごしてくれることと期待しています。

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 予定通り午前11時に徳島大学へ到着しました。中川先生,横井川先生に迎えていただきました。一緒に写っている大学生は本校の卒業生です。午後1時には昼食をとり終えて,実験スタートです。


 

雲雀丘学園中学校、高等学校の医学科進学に関心のある皆さんへ

雲雀丘学園中学校、高等学校の生徒で、医学部医学科に興味を持っている皆さんへお知らせです。
急ですが、来る8月21日(木)の午後、本校54期生の呉城香奈さん(島根大学医学科3年生)が来校してくれます。呉城さんは、雲雀丘学園小学校からの生徒であり、本校で初めて推薦入試で国公立大学医学科に合格した生徒でもあります。
 中学1年生から高校3年生までの生徒で、大学医学科での学びや、医学科合格に向けて中学時代、高校時代の学習の仕方、推薦入試のことやその対策に必要なことなど、を聞いてみたいと思っている生徒は、夏休み中ですが、登校して話を聞いてみてはいかがですか?自らの経験をもとに、小論文や面接についても、教えてくれると思います。
 忙しい中で時間を割いて学校に来てくれますので、医学科への進路について悩んでいる生徒も先輩に相談してみてはいかがですか?
 日時   8月21日(木) 13:00~  
 場所   進路指導室

2014年08月18日

One Day College(7/5実施) ~感想その4~

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和歌山大学 観光学部 尾久土 正己 教授・学長補佐 「宇宙観光最前線」

・和歌山大学が、宇宙観光の最先端を走っていることを知り、とても驚きました。また、宇宙には、和歌山大学の人工衛視があり、その衛星と大きなアンテナを使って通信しているそうなのですが、とても興味深く感じました。また、日食ツアーの話をお聞きして、わたしもそのようなツアーに参加したいと強く思いました。加えて、地球外文明の話も興味深く、もっとその話をお聞きしたかったです。(高2男子)

・観光学部は外国に行ったり、それらの国々や地域の観光に関することが大部分だと思っていたが、宇宙の観光もあること知り、とても驚きました。宇宙は、まだまだ遠い存在だと思っていたが、現在、民間でも。宇宙旅行に行くことができるようになり、とても身近のものとなってきているという話が新鮮でした。私たちが、30~40才ぐらいになった時には、200~300万円で宇宙に行くことができるらしい。宇宙は、私たちの知っている世界とは別世界であり、今見えている世界とは違う世界がそこに展開していると思うと、とても夢があり、是非、行って見たいと思った。(高2女子)

2014年08月08日

AcademicSummer in 森ノ宮医療大学 第2日目

 AcademicSummer in 森ノ宮医療大学での活動も2日目になりました。生徒たちは各自で大学内の集合場所に集まってきました。宿泊を伴わない関西の大学での実施ですから,家でゆっくりとした時間を過ごせたのかもしれません。昨日の疲れを感じさせることはなく,元気に挨拶を交わしていました。


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 午前中は昨日の内容をまとめて,発表する準備にあてることになっていました。実際に始めてみると,解っていたつもりでいたことが勘違いしていたり,頭の中では解っていることでも人に説明することの難しさに直面したりで,なかなか作業が進みませんでした。途中の休憩も取らず,昼食も部屋に運んでもらってそそくさと食べていました。PPの作成ではずいぶん先生方に助けていただいていたような…

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 午後からは発表会をおこないました。学内の先生方に声をかけていただいたみたいで,大学の先生が学長先生を初め20名近く集まっていただいた中での発表となりました。最初は鍼灸グループの発表です。血流量を測定し,部位や状況によって変化すること,灸によってどのような効果があるかを2つのチームで分け合って発表しました。「右手で計測しているが,左手ではどう変化すると予想できるか」,「重力の影響を調べたようだが,無重力ではどのようになると予想できるか」などの質問にも,頑張って答えようとしていたのが好印象でした。

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 理学療法グループでは,足の骨格の模型を使ったりして,足の骨の位置を三次元運動計測したことや,それによって外反母趾などの問題を予想できること,さらに高電圧パルス電流療法によって状況を改善できることなどを発表しました。地道なデータ収集とその分析によって一つの答を導き出すことの大変さとやり甲斐を感じてくれたようでした。

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 2グループ4チームでの発表でしたが,80分以上かけておこなう本格的なものとなりました。指導していただいた先生を代表して鍋田先生と工藤先生から講評をいただき,青木先生から感想をいただいて,今回の体験は終了しました。ご指導していただいた先生方,ありがとうございました。生徒たちにとって進路を考えるきっかけとして,貴重な体験をさせていただけたように思います。

2014年08月07日

AcademicSummer in 森ノ宮医療大学 第1日目

 AcademicSummer希望者の多くが医療系学部への高い関心を持っているので,今年度から森ノ宮医療大学でも実施していただくこととなりました。大阪南港コスモスクエア駅からすぐの場所にある森ノ宮医療大学は,理学療法,鍼灸,看護の3つの学科をもつ医療系大学です。今回のAcademicSummerには中学3年生6名と高校1年生3名が参加しました。

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 最初にウェルカムセレモニーとして,学長の荻原先生にご挨拶していただきました。生徒はまだ緊張しています。そのあと,指導していただく先生を紹介していただき,生徒も自己紹介をしました。

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 2つのテーマに分かれて,実習が始まりました。鍼灸グループのテーマは「皮膚・筋肉の血流量と鍼灸治療」です。最初に循環器系の生理学の基礎を鍋田先生に教えていただきました。学生さんにも手伝っていただいて,心拍や脈動,血圧など,基本的な測定をさせていただきました。午後からは松熊先生に鍼灸治療について実際に見せていただきました。その後,再び鍋田先生に指導していただき,皮膚血流量の測定を指導していただきました。レーザードップラー血流計やサーモグラフィーを使って,身体の各部分の血流量の違いを比較したり,重量変化や呼吸停止による影響を見たり,お灸の治療によって血流量がどのように変化するかを調べていました。

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 もう一つの理学療法グループのテーマは「自分の足を見てみよう!-扁平足のメカニズムと理学療法の効果-」です。最初に金尾先生にリハビリテーションについてレクチャーしていただきました。午後からは工藤先生に足の骨格や筋肉について説明していただいた後,4台のビデオカメラを使って,足につけたチップがどのように移動するかを計測していました。電気を使った治療の結果,どのように変化するか,各自に仮説を立てさせて,考えさせるようにしていたのが印象的でした。

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 講義や実習だけではなく,お昼にはメディカフェで学生さんと一緒にランチをいただいたり,キャンパスツアーで学内の設備を見せていただきました。明日は計測結果を整理して,それぞれのグループでまとめる作業を午前中におこない,午後からは研究発表会をおこなう予定にしています。

2014年08月06日

AcademicSummer in 鳥取大学 第3日目

 19時に学校に帰着し,解散いたしました。3日間,体調を崩す生徒もほとんど出ず,すべてのプログラムをこなすことができました。ご指導いただいた先生方には感謝しております。今日の午前中に体験内容の発表を終えた生徒の表情をみる限り,充実した時間を過ごせたと自負しております。鳥取,米子に分かれての活動は短い日数でしたが,いずれも生徒の成長を感じることができました。特に高校生に交じって取り組んだ中学3年生の成長は大きかったように思います。今後の学園生活の中でこの体験を活かしてもらえればと期待しております。気持ちよく送り出していただきましたご家庭の方々,ありがとうございました。
 最後に今年応募したけれども希望が叶わなかった諸君は,強い意志を持って,来年あらためて挑戦してください。お待ちしています。

鳥取(湖山)キャンパス
 夏休み19日め・アカデミックサマー鳥取大終了

米子キャンパス
 【Academic Summer 現地リポート 12】 食堂でもプレゼン準備 — 3日目が始まりました —
 【Academic Summer 現地リポート 13】 初めての研究発表 - 研究室で発表準備 -
 【Academic Summer 現地リポート 14】 米子を出発
 現地レポート 15, 16は帰路の実況中継ですので,省略します。

2014年08月05日

AcademicSummer in 鳥取大学 第2日目

それぞれの研究室での体験もまとめに入りました。明日は,鳥取・米子のそれぞれのキャンパスで発表をします。それぞれの大学で行われたAcademic Summerの内容は文化祭でも発表の場を用意しますので,お聴き頂ければと思います。残された時間は少ないですが,少しでも良いプレゼンテーションをしたいと,ぎりぎりまで相談しながら発表内容を整理している生徒の姿を見て頂ければ,もっと彼らの成長を実感していただけるのですが,そこはお見せできないのが残念なくらいです。明日もう一日頑張ってもらいます。

鳥取(湖山)キャンパス
 夏休み18日め・カナダ研修帰国・アカデミックサマー鳥取大2日め

米子キャンパス
 【Academic Summer 現地リポート 6】 みんなそろって朝食を — 2日目の研究が始まりました —
 【Academic Summer 現地リポート 7】 研究体験紹介(3) — 神経活動を見てみよう —
 【Academic Summer 現地リポート 8】 白衣に身を包んで — 各研究室で実験開始 —
 【Academic Summer 現地リポート 9】 研究体験紹介(4) — 「見えない世界を見る」ウイルスの物語 —
 【Academic Summer 現地リポート 10】 研究体験紹介(5) — 癌細胞を解析する —
 【Academic Summer 現地リポート 11】 明日のプレゼンに備えて - 発表資料の作成中 - 

2014年08月04日

AcademicSummer in 鳥取大学 第1日目

 今年3年目となるAcademic Summer in 鳥取大学が始まりました。(昨年度まではScienceCampと称していました。) WebPage Topにも書かれていますが,鳥取(湖山)キャンパスでの様子は「中3学年だより」に,米子キャンパスでの様子は「高1学年通信」にそれぞれアップされています。いずれのキャンパスにも中学3年から高校2年までの生徒が10名ずつ参加しています。生徒の活動が紹介されていますので,ご覧いただければと思います。

鳥取(湖山)キャンパス
 夏休み17日め・アカデミックサマー鳥取大第1回報告

米子キャンパス
 【Academic Summer 現地リポート 1】 雨の中、鳥取大学へ向けて出発
 【Academic Summer 現地リポート 2】 百聞は一見にしかず — 4時間かかって,鳥取キャンパスに到着 —
 【Academic Summer 現地リポート 3】 誰も見つけていないことに挑戦 — 米子キャンパス(医学部)に到着しました —
 【Academic Summer 現地リポート 4】 研究体験紹介(1) — 遺伝子実験を体験しよう —
 【Academic Summer 現地リポート 5】 研究体験紹介(2) — 細胞から染色体までミクロの世界を覗いてみよう! —

2014年08月01日

Academic Summer in 同志社

今年度初めての試み、Academic Summer in 同志社が、7月29日・30日の2日間で開催されました。
現在、同志社大学歴史資料館が同志社女子大学で発掘している現場を中心に、過去の同志社大学での発掘成果や、御所北部地域の歴史的変遷のレクチャー、遺物整理の体験など、幅広い取り組みをさせて頂くことができました。


まず、第一日目の7月29日。
午前中は幕末と元禄時代の京都の古地図を囲み、京の街の変遷を講義して頂きました。
本物の古地図を目の前にして、生徒たちは少し興奮ぎみで、最初は触ってしまわないようにと緊張していましたが、すぐに興味津々に覗き込んでいました。
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今とは違う京の街の構造に最初は慣れなかったものの、生徒たちの呑み込みは早く、現在の同志社大学・同志社女子大学のポイントを古地図に落とすだけではなく、自主的に現在の京都御苑に当たる場所をチェックする生徒たちもいて、先生も感心されていました。

午後は同志社大学周辺の史跡を実際に巡ってみました。
まずは同志社大学内の遺跡。
ここでは薩摩藩邸や相国寺、相国寺門前町の史跡を辿ることができ、実際にここ数年で発掘された成果をレクチャーして頂きました。
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次に相国寺。
実際に相国寺を自分の足で歩いてみることで、普段馴染みのない禅宗寺院の構造を理解できたのではないでしょうか。
一見ただの土の盛り上がりに見える場所が、実は基壇の跡だと教えて頂いた時には、生徒たちは目を丸くしていました。
自分たちが何気なく目にしているものにも、歴史は隠れていることを感じられたのでは、と思います。
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最後に、同志社大学に囲まれるようにして、現在に唯一残っている公家屋敷、冷泉家の邸宅。
築地と門を拝見させて頂いただけでしたが、かつてのこの地の面影を忍ぶことができる貴重な場所でした。
普段は目にすることのない風情の邸宅に、生徒たちは非常に興味をひかれたようでした。

再び同志社大学に戻り、今日一日のまとめと次の日の予習として、同志社大学敷地にかつて存在していた薩摩藩邸と相国寺、そして現在調査を進めている同志社女子大学に在った二条家の邸宅について、最新の研究成果を元に講義して頂き、1日目を終了しました。
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なかなか考古学の研究資料に触れることがない生徒たちには、貴重な経験となったことと思います。


7月30日、2日目はいよいよ発掘現場に入らせて頂きました。
昨日教えて頂いたことを元に、集合時間前に御所を探索してきたという生徒もいて、生徒たちの前向きな姿勢を頼もしく感じました。
実際に地層や遺構がむき出しとなり、まさに作業真っ只中の現場に入れて頂き、本物の遺構を目の前にして、遺構検出の方法や時代の見分け方などをレクチャーして頂きます。
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二条家の庭園跡と思われる遺構だけではなく、幸運なことに、このあたりでは非常に珍しい奈良時代の遺構が発見された直後であり、生徒たちは奈良時代の人々が掘った巨大な水路を目の当たりにすることができました。

午後は、発掘事務所の中で同志社大学の学生にまじって遺物洗浄を行いました。
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ただ洗うだけに見えますが、遺物の調査には必要不可欠な、重要な行程です。
実際に遺物に触れ、また泥の中から遺物の姿が徐々に顕になる過程に、生徒たちはすぐに面白さを発見したらしく、洗浄に没頭していました。
自分が手にとったものは一体何なのか、人形なら何の姿をしているのか、と自ら声を挙げる生徒が多かったことには感心しました。
江戸時代の遺物だけではなく、幸運なことに奈良時代の遺物も実際に手に取る機会を頂けたのは、本当に幸運でした。

最後に、遺物に整理番号を注記する作業もさせて頂きました。
竹ぐしで細かくナンバーを打つ作業はコツが必要で、また遺物の上下や接合した時の状態などを考えて書く場所を決めなければならないので、案外難しいものです。
研究員さんに見本を見せて頂いた時には生徒たちは歓声をあげていました。
そして、自分たちの手で行う段になるとまた、遺物洗浄の時と同様、没頭して行っていました。
どちらも、味をしめた生徒は楽しくて仕方がない様子でどんどん作業を進め、研究員さんも少しびっくりしてらっしゃいました。


2日間、日頃は体験できないような学びの連続で、生徒たちには有意義な時間となったことと思います。
この経験をぜひ、今度は中学、高校での学習に生かして下さい。