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―その4― <非医療分野にも進出>

illust285.png 看護師は、看護管理者として病院の副医長になるほか、いろいろなところで活躍しています。身近なところで言うと、園児の健康管理を行う保育園の看護師、産業医とチームを組んで社員の健康管理を行う企業の保健師、厚生労働省や文部科学省、各都道府県などの職員として、医療や看護の政策立案に携わる仕事もあります。最近では、治験コーディネーターなど、看護師のスキルを生かす新たな分野もありますし、JICAで活躍する看護師もいます。
 直接医療業務に携わらないですが、看護師の経験を生かした分野に転職するケースもあります。たとえば、医療関係の出版社やテレビ局、キャビンアテンダント、海上保安庁、警察などがあります。なかには、高齢者の施設や障碍者の自立支援施設などを自ら経営する看護師もいます。看護師の資格を持った方が活躍する場は、ますます広がっていくでしょう。