高1職業人に学ぶ⑩
10 佐竹 炎さん(生物有機科学研究所 研究員(財団法人サントリー生命科学財団))
・今回先生の話を聞いて、研究者の仕事の詳しい内容を知ることができました。論文を見せて頂きましたが、今の自分には難しすぎてよく分かりませんでした。しかし今実際にされている研究内容を見て、とてもおもしろそうでやってみたいと思いました。先生がおっしゃっていた「どんな職業でもやりがいを持ってやることが大切だ」という言葉が印象に残っています。実際、そのように仕事に取り組んでいる人が一番幸せだと思うからです。これから進路決定をするにあたって、とてもためになりました。
・研究員は普段は何をしているのか想像がつかなかったけれども、実験を中心に自分の考えを仮説にそって立証する仕事なんだと知りました。実験は3年かかることも珍しくないと聞いて、終わりのなかなか見えない仕事なんだと思いました。しかし、自らの意志と専門性によって、人の未来のため、分からないことによる不安や、不平等から解放されるために研究して還元していくのは、本当にやりがいのある仕事だと思いました。また、まだ見ぬ未来のために行う仕事なので、とてもおもしろそうだとも思いました。
・研究というのは一人でやるものだと思っていたのですが、実際はチームでやるということにとても驚きました。チームワークを使って研究するのであれば、一人やるよりもやりがいがあると思いました。一人の研究が、何十年、何百年後に評価され、また誰かの研究の役に立ったり、世界の未来にまでつながっていく可能性があるということに驚いたし、素敵なことだと思いました。