« 校舎を磨く、心を磨く | メイン | 式典を学ぶ »

自分を育てるのは自分自身

今日は高校朝礼を学園講堂にて行いました。
高校3年生が、受験でいないため、いつも満員になる講堂が、今日はがら~んとしています。

始めに、教頭先生からのお話がありました。
皆は、自分の置かれている現状に不満があるだろうか。
全くないという人もあろうが、たいがい、何か不満があることが多いだろう。

そして、自分の目標や達成したいと思っていることができない時に、
その置かれている現状を理由にする。

たとえば、部活動などで良い結果がなかなかでない・・
それは、勉強する時間が多すぎて、練習時間が少ないからだと不満をもらすなどだ。

私自身が、学生だった頃は子どもの数も多く、1学年に900人からの同級生がいた。
部活動するにも活動場所の奪いあいであった。
種目は「剣道」であるが、それこそ、校舎の屋上、グランド・・武道場以外の場所でも大いに練習に励んだ記憶がある。当時、恐らくそのような劣悪な部活の状況に不満もあったであろうが、がむしゃらに、様々な場所で練習をした。府下1位は無理であったが、近畿大会出場は果たすことができた。

つまり、現状の不満を嘆いたところで、そこに成長はないということである。
現状を変えないとできなということに気をとられることのないようにしていきたい。
「自分を育てるのは自分自身」しかない。


次に生徒指導部長から
「自分を育てるのは自分自身」である。
それを、公共交通機関でのマナーについても実践して欲しい。
満員電車で、お年寄りや身体の不自由な方が立っておられるにもかかわらず、平気で座席に座り続ける。また、中間同士で大声でしゃべる・・ということはやめよう!

気持ちの良いマナーが身についた人になりたくないか?
優しい気持ちを持って、常に行動できる人になろう!
「雲雀丘の生徒は、誰にでも席を譲る。気持ちの良い子達やね!」そう、言われるようにしていこう。
  
実際に「大きな荷物を持っての移動に困っていたところ、雲雀丘の生徒さん達に助けていただいた」というような嬉しい報告も入ってきます。ひとりひとりが、今日から実践できるようにしよう。