1年生対象「食育・服育講座」を行いました
本日(5月30日)1時間目:学園講堂にて 中学1年・高校1年生対象に「食育・服育講座」を行いました。
教室から生徒達は講堂へ移動。決められた座席へ着席し、保護者の方にもご参加いただき講演はスタートしました。
【食育講座:和田由起子(雲雀丘学園中高校:家庭科教諭)】
まず・・スライドに「噴水?」の映像?
生徒達は興味深々です。
実は・・「母乳」の出る様子の映像です。
子育てを経験されたお母様は、皆さんうなづいておられました。
人間の成長に必要な、一番最初の栄養ですね。
母乳の成分は血液であること。日頃の食生活が健康でないとよい血液は作ることができない。
理想的な栄養バランスは、人間の歯の通りで・・臼歯:切歯:犬歯=5:2:1
つまり・・すりつぶして食べる必要のある栄養をたくさんとらなければいけないということになります(穀類・野菜類)
1965年ごろの日本の食生活をモデルに「アメリカの食生活ガイドライン」が作られています。
1汁3菜 私たち日本人も忘れかけている部分でもあります。伝統的な和食中心の食生活の大切さを改めて考えさせられました。
本校では6月11日「環境の日」にeco弁当を作る日を設定しています。お忙しい朝とは思いますが、お子様と一緒に和食中心のお弁当を作り・・お家の方からも、食の大切さを子ども達に伝えてあげて欲しいと思います。
【服育講座:(株)チクマ 千秋 恵様 】
今日は、皆さんの前に立って「服装」についての講演会を行うということで、きっちりスーツを着てきました。とおっしゃった講師の千秋先生。ショートカットできりっとした印象です。
子ども達も一斉に集中しました。
なぜ服装について学ばなければならないか・・。
人のコミュニケーションに欠かせないものである。第一印象は、6~7秒で決まる。
良い第一印象の4つの要素
①表情・・・笑顔
②しぐさ・・・良い姿勢
③言葉づかい・・・丁寧でハキハキ。大きな明るい声。
④服装・・・TPO(時・場所・場合)、着こなし方
なかでも・・④の印象が悪いと損をしてしまうことが多くなる。
では・・④服装の良い印象をもってもらうために大切なこととはなんでしょう。
ON TIMEの服装なのかOFF TIMEの服装なのかを考えることが重要。
つまり、TPO(時・場所・場合)に合った服装を選んでいたとしても、ONまたはOFFに合った着方をしているかどうかが肝心であるということです。
スライドで同じ制服を着こなした例がだされました。
一方は、男子はボタン・ネクタイをきっちり締め、ズボンも腰にベルトでしっかり着用。女子も適度な長さのスカート丈に上着のブラウスのボタンもきっちり留められている写真と、もう一方は腰パン、短いスカートにはだけた上着・・・というものでした。
会場の生徒は一斉に笑い出しました・・。
やはり、制服はきっちり着用しないと悲惨なスタイルになります。
いくらTPOに合った制服を着ていても、きっとだらしない生活を送っている生徒で・・子ども達の間でも、決して憧れの対象の人!なんてなりませんね。
生徒達もそう思ったでしょう。そして、自分の服装を今一度顧みたのではないでしょうか。
服装=Non verbal communication (非言語コミュニケーション)だそうです。こわいです。
話をしなくても、その服装をしているだけで・・自分の人となりを話しながら歩いている・・らしいですから。
教員の私も・・
本日の服装を見直してみたりしてしまいました。
とても有意義な1時間になりました。
また、お子様に、どんなお話だったか、聴いてみてくださいね。