中学朝礼 心を豊かに
真っ青な秋空の気持ちの良い朝になりました。
本日(10月24日)も、先週に引き続き、中学全校朝礼を行いました。
朝礼を始めるにあたり、集合時間がきっちり守られ、美しく整列してくれておりました。
先週の「個人がそれぞれの個性を発揮し、集団を作り上げる」という気持ちを持ってくれている様子が伝わってきました。
【校長先生のお話】
先日読んだ新聞のコラムに、こんなことが書いてあった。
『ミャンマーの街を歩くと、道端にある台の上に赤茶色の素焼きの壺(つぼ)が置かれているのが目につく。年中暑いこの国で、通りかかる人が誰でものどを潤せるようにとの心遣いで近所の人が用意しているとのことである。ミャンマ-は経済的には豊かな国でなく、厳しい生活を送っている方々も多い。しかし、仏教への信仰心が深く、このような思いやりの精神が根付いている。』
前回の朝礼でも話をしたが、自分がして欲しいと思う事や、良いと思うことは、どんどん行動にだしていこう。ミャンマーの素焼きの壺の水という思いやりの精神のように、本校の精神とはどういうものであるのか。
『仲間を思い、心が豊かな精神であふれる学校』生徒諸君の自らの行動でも示していこう。
【生徒指導部長のお話】
今日は、美化委員、文化委員の代表からいくつか連絡がありましたが、それに関連して2点お話します。
①本校は、生徒諸君の普段の清掃活動と、その他たくさんの方々の清掃・美化活動によって、その美しさを保っています。普段の清掃活動というのは、自分たちが普段使用している場所、物を大切に扱い、美しさを保つということを学ぶ一番良い機会といえます。
清掃活動を通じて、物を大切に扱い、周囲の豊かな環境に感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。
②「身体には鍛錬、心には読書」という格言があります。読書は体にとっての運動と同様の効果を精神にもたらすということです。
本を読むことによって、人間としての豊かな心を作っていくことができます。
どうぞ、読書で「心」を鍛えてください。
この秋の読書週間に、たくさんの本を読みましょう。