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2012年10月24日

中学朝礼 心を豊かに

真っ青な秋空の気持ちの良い朝になりました。
本日(10月24日)も、先週に引き続き、中学全校朝礼を行いました。
朝礼を始めるにあたり、集合時間がきっちり守られ、美しく整列してくれておりました。
先週の「個人がそれぞれの個性を発揮し、集団を作り上げる」という気持ちを持ってくれている様子が伝わってきました。


【校長先生のお話】
先日読んだ新聞のコラムに、こんなことが書いてあった。

『ミャンマーの街を歩くと、道端にある台の上に赤茶色の素焼きの壺(つぼ)が置かれているのが目につく。年中暑いこの国で、通りかかる人が誰でものどを潤せるようにとの心遣いで近所の人が用意しているとのことである。ミャンマ-は経済的には豊かな国でなく、厳しい生活を送っている方々も多い。しかし、仏教への信仰心が深く、このような思いやりの精神が根付いている。』

前回の朝礼でも話をしたが、自分がして欲しいと思う事や、良いと思うことは、どんどん行動にだしていこう。ミャンマーの素焼きの壺の水という思いやりの精神のように、本校の精神とはどういうものであるのか。
『仲間を思い、心が豊かな精神であふれる学校』生徒諸君の自らの行動でも示していこう。


【生徒指導部長のお話】
今日は、美化委員、文化委員の代表からいくつか連絡がありましたが、それに関連して2点お話します。

①本校は、生徒諸君の普段の清掃活動と、その他たくさんの方々の清掃・美化活動によって、その美しさを保っています。普段の清掃活動というのは、自分たちが普段使用している場所、物を大切に扱い、美しさを保つということを学ぶ一番良い機会といえます。
清掃活動を通じて、物を大切に扱い、周囲の豊かな環境に感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。

「身体には鍛錬、心には読書」という格言があります。読書は体にとっての運動と同様の効果を精神にもたらすということです。

本を読むことによって、人間としての豊かな心を作っていくことができます。
どうぞ、読書で「心」を鍛えてください。

この秋の読書週間に、たくさんの本を読みましょう。

2012年10月20日

制服 10月22日(月)より冬服期間になります

日中は汗ばむ気温が続いていた10月初旬でしたが、ここしばらく、急に気温が下がってきました。合服のブラウス、シャツだけでは登下校の朝夕はとても寒く感じる人も多いでしょう。マスクを着用している人も多くなってきました。きっちりとした服装をして、体を冷やさないように用心していきましょう。制服をきっちりと着る習慣がついている人は、気持ちの切り替えも上手で、風邪もひきにくいように感じます。頑張りましょう。

10月22日(月)より、冬服期間とします。スタイルは以下の通り。

男子冬服:ブレザー+長袖カッターシャツ+ネクタイ+ズボン(冬用)

女子冬服:ブレザー+長袖ブラウス+ボウ+ジャンパースカート


そして、男女とも、校章と組章をブレザーに付けること

また、防寒着として指定している男子のセーター、女子のカーディガンですが、校内では最上衣として着用してもかまいませんが、登下校時は最上衣としての着用は認められません。違反生徒には厳しく指導させてもらいます。また、マフラー、コートの着用ももう少し気温が下がるまで認めていませんので注意してください。
※新1年生の防寒着の一斉渡し日は、11月13日になります。

一日の始まりは身だしなみを整えることから! 毎朝、鏡をみて自分でチェックする習慣をつけましょう。

生徒手帳P16~P23を確認して、きっちりとした服装をするようにしましょう。


2012年10月17日

中学全校朝礼(クラス、学年、学校を作るひとりとして)

中間テストが終わり、最初の中学全校朝礼です。
雨予報もあり、天気も心配されましたが、雨が降り始める前に終了することができました。
ひんやりとした気持ちの良い朝です。
学年も中盤を迎えました。
今回の中間テストの結果なども十分反省に加え、充実した2学期後半を過ごして欲しいと思います。

【校長先生のお話】
校長先生は必ず、生徒に「おはようございます!」と挨拶をしてからお話を始めます。
その挨拶を受けて、生徒諸君からも「おはようございます!」ととても元気な声が返ってきています。
が・・
今朝は少し元気がありませんでした。
その為。。3回繰り返し・・挨拶をしました。
少しずつ大きな声になってきました。

その状況を受けて・・
校長先生のお話が始まりました。

いつも元気な挨拶が返ってくると思っていたが、それは、もしかしたら、高校生が元気に挨拶をしてくれていたからかもしれないね。
どうだろう。
君たちの心の中に、「自分ひとりぐらい声を出さなくても・・」「私ひとりぐらい小さな声でも・・」という気持ちがないだろうか。
もし、そういう気持ちが働いているのなら、今日から、ぜひ改めて欲しい。

君たちは、決して、大勢の中のひとりではない。大勢をつくりあげる個人なのだ。

素晴らしい個性の集まりが素晴らしい集団をつくるということを忘れてはいけない。

中学3年生は「修学旅行」という大きな行事が控えているが、その他の中学生はない。
大きな行事をみんなで乗り越えて、良いチームワークができつつあることと思う。
学年の折り返し地点にさしかかった今、自分が、クラスを作っていく。学年、そして学校を作っていくのだという気持ちを持って、さまざまなことにチャレンジして欲しいと思う。

【生徒指導部長より】
校長先生より、個性が集まって集団をつくりあげるというお話があったが、私からは、ぜひ、その「個性」を尊重しあうことの大切さを話したい。
日ごろ、冗談半分で、ふざけあったり、ちゃかしたり、相手を尊重しない態度をとってはいないだろうか。
考えてみよう。
自分がされたり、言われて嫌だなと感じることは、決まって相手もそうである。
「個性」を尊重しあう
どうしたら、うまくできるのだろうか。
答えはいたってシンプルである。
自分がされて嬉しいと感じることを率先して相手にすることである。

個人を尊重し合える集団であるならば、不快ないざこざやトラブルはなくなるはずである。
みんなで、そういう集団を目指していこう。

2012年10月09日

中間テスト期間の諸注意

明日(10月9日)より中間テストが始まります。
時間割もチェックできていますか?1学期と比べると、各教科、学習内容も深くなり、準備が大変になってきていると思います。
しっかり計画を立てて、テストに向けての準備を進めていきましょう。
放課後も教室や自習机、教員室交流スペースでたくさんの人が勉強していました。皆さんの中間テストへの意気込みが感じられます。
良い結果につながるといいですね。

さて、中間テスト期間中は、午前中の登校となります。
いつもより帰宅時間が早くなり、生活リズムが変化しますので生徒指導部より2点注意確認させていただきます。


①携帯電話について

本校の規則は以下の通りです。

携帯電話
『登下校時及び学校内の携帯電話の所持、使用を禁止する』

※やむを得ない事由により、登下校時の所持が必要な場合には、必ず学校にお知らせください。

普段より登下校時に必要ということで校内へ持ってきている皆さんは、朝に担任の先生へしっかり預けてくれていることと思いますが、テスト期間中に必要になる人もいると思います。うっかり、預け忘れた・・・ということのないように、くれぐれもお願いしますね。


②下校途中の飲食店の立ち寄りは禁止です

いつもより早い帰宅になりますので、以下のように昼食をとるようにお願いします。

・テスト終了後、帰宅して家庭で昼食をとる
・いつも通りお弁当を持参して、学校内で食べる
・食堂を利用する(通常どおり営業しています)

以上の注意点を保護者の方とも確認して、テストに向けて全力を尽くせるよう生活スタイルを切り替えましょう!

2012年10月03日

生徒会承認式を行いました

10月に入り、朝夕がめっきり涼しくなりました。
本校でも、合服・冬服期間となり、すっかり秋の装いとなっています。
男子は、きりっとしたネクタイ、女子は可愛らしい大きめのボウが特徴の本校の制服は、
品の良い制服と好評をいただくことも多いです。
きっちりと制服を着こなして、爽やかに登校しましょう。

さて、本日の全校朝礼は後期のスタートということで、全校生徒一斉の朝礼を行いました。
生徒会役員も新しく選出され、本日、承認式を行い、各生徒会役員、各種委員長が所信表明を行いました。

【校長先生のお話】

本校では「生徒会」と呼んでいるが、「生徒自治会」としている学校もある。
自治とは何であるか。
自ら治める。
つまり、生徒会とは、生徒が自ら治めるという意味合いを持つ。

しかし、どうだろう。
諸君たちは、教師から言われたことのみをこなすことに終始しがちではないだろうか。

自ら考え、意見を持ち、議論をしているだろうか。
本校には1350人の生徒がいる。
当然、考え方も1350通り存在することであろう。

それだけの意見が存在するところで、意見の食い違いが生じることは当たり前のことである。
そう、簡単に自分の意見が通るとは限らない。
意見が違うことをおそれず、どんどん諸君たちの間で議論を重ねて欲しいと思う。

諸君たちひとりひとりが思い描いている「理想の学校」に、そう大きな違いはないであろう。
ぜひ積極的な意見を出し合い、議論を重ねていって欲しい。
そうすることによって、思い描く結論がみえてくるだろう。


【生徒指導部長の話】

宝塚市内、強敵が多く、なかなか勝てなかった「中学軟式野球部」が、先日の中体連市内大会で、念願であった優勝を手に入れることができました。
「攻・守・走」バランスのとれたチームで、部員全員で勝ち取った栄光です。

この野球部の優勝は、雲雀丘学園の生徒へ勇気と希望を与えてくれたと思っている。

仲間と共に頑張る。

ひとりでは、くじけてしまうようなつらい練習、きつい練習も、仲間となら助け合い、また、切磋琢磨しながらのりきっていけます。

これは、別に野球のような団体競技のみにあてはまることではない。
個人競技であっても、同じである。
また、スポーツのみの話でもない。
日ごろの学習でもそうである。

仲間と共に頑張り、力を高めあっていこう。