本日(4月24日)1時間目:学園講堂にて 中学1年・高校1年生対象に「服育講座」を行いました。
小雨がちらつくなかでしたが、教室から生徒達は講堂へスムーズに移動。決められた座席へ着席し、高校生代表生徒の号令でしっかり挨拶をし、定刻通り講演はスタートしました。
しっかりした号令で、保護者の方も思わず全員起立されていましたね。
すばらしい号令でした。
【服育講座:(株)チクマ 千秋 恵様 】
今日は、皆さんの前に立って「服装」についての講演会を行うということで、きっちりスーツを着てきました。とおっしゃった講師の千秋先生。ショートカットできりっとした印象です。
子ども達も一斉に集中しました。
なぜ服装について学ばなければならないのでしょうか・・。
人のコミュニケーションに欠かせないものである。第一印象は、6~7秒で決まる。
良い第一印象の4つの要素
①表情・・・笑顔
②しぐさ・・・良い姿勢
③言葉づかい・・・丁寧でハキハキ。大きな明るい声。
④服装・・・TPO(時・場所・場合)、着こなし方
なかでも・・④の印象が悪いと損をしてしまうことが多くなります。
では・・④服装の良い印象をもってもらうために大切なこととはなんでしょう。
ON TIMEの服装なのかOFF TIMEの服装なのかを考えることが重要。
つまり、TPO(時・場所・場合)に合った服装を選んでいたとしても、ONまたはOFFに合った着方をしているかどうかが肝心であるということです。
例えば、警察官の制服を着ていても、制服がしわしわで汚れていたり、ボタンがとれているなど一見してだらしなく制服を着こなしている警察官の方がいたとして、もし、何か困ったことがあった時にそのようなだらしない服装の警察官に相談できるだろうか。
また、汚れた白衣を着た「看護師」さんに手当てを受けたいと思うでしょうか。
皆さんの答えは一致していると思います。
やはりきっちり制服を着こなしている人を信用しますし、好印象を持ちますね。
つまり、制服はきっちり着用しないと悲惨なスタイルになるということです。
せっかくのTPOに合った制服が台無しになってしまうのです。
とてもわかりやすいお話で納得いたしました。
生徒達も自分の制服の着方を見直してみようと思ってくれたのではないかと思います
また、代表生徒に檀上へあがってもらい、冬制服・夏制服の美しい着こなし方について詳しくお話ししていただきました。
ネクタイ・リボンの結び方、第一ボタンのとめはずしルールなどよくわかりましたね。
特に男子制服のジャケットの第二ボタンは外して着るのが正式であることなどは目からウロコでした。
また、シャツの形状についてですが、本校の制服もですが多くのシャツの裾はどうして丸いのかという話も初めて聞く人も多かったと思います。その昔は下着替わりに使用していた部分なんですね。ということは。。その部分を出して歩くなんて。。本当にはずかしいことであることがわかりました。
服装=Non verbal communication (非言語コミュニケーション)だそうです。こわいです。
話をしなくても、その服装をしているだけで・・自分の人となりを話しながら歩いている・・らしいですから。
教員の私も・・
本日の服装を見直してみたりしてしまいました。
生徒達に好印象、信頼されるべき服装を心掛けたいと改めて思いました。
とても有意義な1時間になりました。
また、お子様に、どんなお話だったか、聴いてみてくださいね。
最後になりましたが、足元のお悪い中、早朝よりお越しになられた保護者の皆様、ありがとうございました。
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