中学朝礼 ~物の見方~
今日は寒くなりました。雪がちらつく中の中学朝礼です。
しかし、気持ちはぴしっと引き締まりますね。
眠たい・・・と緩んだ気持ちも、一気にやる気モードになったのではないでしょうか。
【校長先生のお話】
昨日は「立春」いよいよ暦の上では春ということになります。
今日は気温が低いですが、日差しが暖かく、やはり春の訪れを感じますね。
先日、世紀の大発見という嬉しいニュースがありましたね。
将来の再生医療発展において大いに期待できる「STEP細胞」の発見です。
興味を持った人も多いでしょう。
さて、この素晴らしい研究成果の影には、我々の想像を超える努力と忍耐力を必要としたはずです。一部報道されてくる小保方晴子さんの研究への取り組む姿勢などは、私達もしっかりお手本にしたいところですね。
「誰も信じてくれなかったことが何よりも大変だった」
従来の常識を打ち破る大発見は、はじめは酷評され、理解を得られなかったということである。
ひとはどうしても「常識」というものにとらわれてしまう傾向にある。
「当たり前」「そんなことは決まっていることだ」と思った途端、思考は停止してしまう。
多くの人が「常識」だと認識している事象に対して、本当に常識なのだろうか。本当に決まっていることなのだろうか。と疑問を持つことから、新しい物の見方を発見できたりする。物の見方は一通りではないのだ。
校庭の銀杏の木は今は落葉してしまっているね。
銀杏の葉はどうして落葉したのだろうか。
①葉が枯れたからだ。葉が落ちて寒い冬を越したら、新しい葉が出てくるのだ。
②新しい葉が出てくる用意が出来たから古い葉は落ちたのだ。
とりあえず2通りの考え方を示してみましたが、皆さんはどう考えますか?