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全校朝礼 ☆平成26年度前期生徒会役員認証式、避難訓練☆

爽やかな風と少し強くなってきた日差しが校庭の生徒達を包んでいます。
いよいよ4月も後半。新しい学校生活に慣れてきた頃でしょうか。

残念ながらインフルエンザの影響で、中3Cクラスはお休み中で全員集合というわけにはいかなかったのですが、本日、前期生徒会役員の認証式と避難訓練を行いました。生徒会役員、各種委員の代表が朝礼台に上がり、抱負や決意を語ってくれました。まずは日にちも迫ってきた体育大会について、はりきって生徒会活動を盛り上げていこうという役員が多かったですね。


【 校長先生のお話 】  ~災害に備える(自分はどう行動しようか)~

韓国で起こったセフォル号の痛ましい事故は皆も知っているだろう。皆さんと同じ年頃の高校生が修学旅行中に船の中に取り残されて今なお捜索活動が続いている。行方不明者の多さにただ「なぜ?」という問いが生まれてくる。なぜ、事故に対応できなかったのか。なぜ、避難できなかったのか。

想像を超える大きな事故だったからどうしようもなかったのか。それとも適切な避難勧告を行うことができたのか。どのように避難するべきだったのか。今後の検証結果から我々は学ばなければならないと考えている。

本日本校では、火災が校内で起きた時の避難の仕方を練習したが、どのような避難勧告があり、自分はそれにどのように対応したか。各自がもう一度自分の避難の様子を振り返っておきましょう。実際に避難訓練を行って大事だなと感じたことは何だっただろうか。

適切な避難勧告が行われ、それを各自が受け入れ、慌てず集団の一員として避難する。 

これが理想の姿であろう。適切な避難勧告を待たずして各自が好き勝手に行動してしまうと集団がパニックに陥ることになり、速やかな避難は行えない。ただ、この「適切な避難勧告を行う」ことの難しさを今回のセフォル号の事件が物語っている。我々教員が「適切な避難勧告を行う」スキルを持ち得ることが何より大切なことである。

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