クラス一丸となって一つの目標に向かって燃焼した「体育大会」を終えて、少しずつ学園全体が落ち着きを取り戻しつつあります。今年は中高分かれての初めての大会となりましたが、「一人一人が力を発揮する」を目標に充実した大会になったように思います。日焼けした顔がたくましく見えますね。
本日は中学朝礼を行いました。

【　校長先生のお話　】　
先日の体育大会は本当に多くの感動を皆さんからもらいました。競技もそうですが、その他の係の仕事などについても、一人一人の力が結集したからこそ、感動の体育大会になったと思います。

どうでしょうか。皆さん一人一人が体育大会の目標を立てることができていましたか？
クラスの目標としては「総合優勝すること」だったことでしょう。
こういった体育大会などの目標は立てやすいし実行にも移しやすいですね。
そして、その目標に向かって実行することができたでしょうか。

さて、このように「目標を立てる」ことは人間の行動において非常に大切なことです。ただ、その目標設定をどこら辺りに設定するのか、それが難しいですね。また、目標を立てたとして、それを実行に移すことがまた難しい。

そこで、どうすれば良いかです。
私自身が行っていることですが、「立てた目標を周囲の人に言う」ということです。実は、頭の中であれこれ目標を立てたとして、周囲に公言していなければ大抵、その目標を達成できないことが多いのです。つまり、人間はどうしても困難に遭遇すると逃げたくなる思いを持ちやすく、目標を公言していないのを良いことに、その目標のハードルを下げてしまったり、または諦めてしまうことにもなるのです。

五月の最終週には、学年最初の大きな定期テストも控えていますね。
目標をそろそろ設定していきましょう。そして、実行に移し、目標を達成するために、その思いを公言する。
やってみましょう。