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100年後の今日

 2112年9月3日、日本のトーキョーマツシマロボット工場で、子守り用ネコ型ロボットとしてドラえもんは誕生しました。ちょうど、100年後の今日です
藤子・F・不二雄さんが「ドラえもん」を雑誌に連載をはじめたのは1969年でした

 ドラえもんといえば、ポケットから取り出すヒミツ道具の数々がおなじみです。これらの道具、すでに多くの科学者によって理論的に証明されているのだそうです。あとは現実の科学の進歩が追いかけ、実現化させるのを待つばかり、とかいているのはサイエンス・ナビゲーター桜井さん
2112年9月3日、ドラえもんは本当に誕生する!/ 桜井進(ソフトバンククリエイティブ)
 確かに過去、コミックスに登場した『かべかけテレビ』はすでに液晶・プラズマテレビとして、身に着けた人がどこにいるかレーダー地図上に明示される『トレーサーバッジ』はGPSシステムとして、それぞれ現実のものになってはいます、ね

 ドラえもんのコーチング力に目を付けたのは、教育学者である横山泰行さん
現代のコーチング理論である「むやみやたらに答えを教え込まず、本人の能力で答えを引き出させる指導」 ドラえもんはのび太に対して抜群のコーチング力を持っている

 うん、そのていどの決心なら守りとおせるだろう (行動と学びを促すことば)

 きょうもろくなめにあわなかったらしい、足音でわかる (互いの信頼を表すことば)

ドラえもんの言葉を集めた1冊 ドラえもんのことば /横山泰行 (幻冬舎)


そして、子どもから大人まで幅広い人気のドラえもんを詠んだ短歌を集めたのは
ドラえもん短歌 /枡野浩一 (小学館)
  ドラえもん 君は固いの やらかいの それって結構 重要なので

さあ、本当に100年後、ドラえもんは誕生するのでしょうか


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