富士山が世界文化遺産に
富士山とその周辺の神社や湖沼等を合わせた25のスポットが、ユネスコの世界文化遺産に登録される見通しになりました。
20年前から世界自然遺産の登録を目指していましたが、特に富士山特有の固有種が多く見られたわけでもなく、山中のゴミ問題もあり落選し続けていました。
そこで今度は、古くからの山岳信仰と芸術的な価値の面から、文化遺産としての登録に切り替えます。葛飾北斎「富嶽三十六景」や歌川広重「東海道五十三次」 江戸時代から富士山は多くの芸術家に描かれ、その作品はゴッホやモネらにも影響を与えてきました。それらを踏まえ、今回の登録になったようです。
静岡と山梨にまたがる富士山ですが、関西からも眺める事が出来るって知っていましたか?(ただしそれなりの標高の山がポイント地点ですが)
「富士見」の謎 一番遠くから富士山が見えるのはどこか?/田代博(祥伝社)
登るのではなく「眺める」富士山にとことんこだわった一冊。富士山は20の都府県からその姿を望むことができるのだそうです。
ところで、富士山を人間に例えると何歳ぐらいでしょう?火山の寿命はだいたい
100万年。富士山は誕生してからまだ10万年ですから、人間でいうと10歳。元気な育ちざかりの『活火山』、若い山なんです。
もし富士山が噴火したら/鎌田浩毅・高世えり子 (東洋経済新報社)
京大で火山学の研究をする鎌田さんがイラストやクイズ形式で火山の災害について書いた1冊。もし東京出張中に富士山が噴火したら!(大阪のサラリーマン・コタケくんが様々な困難と状況を乗り越え、大阪に帰ることができるのか!?)
東日本大震災は、日本列島の地殻のバランスを大きく変化させてしまいました。今後起こる可能性として、知っているということは大事だといいます
富士山にのぼる/石川直樹 (教育画劇)
10代の頃から世界を旅し、エベレストなどの七大陸、最高峰すべてに登頂を果たした冒険家・石川さん。原点となった山を言葉と写真でつづった絵本