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日本一速い高校生

 週末、広島で行われた陸上の第47回日本グランプリシリーズの100Mで、京都の高校3年生・桐生祥秀選手がジュニア世界記録に並ぶ10秒01という記録を出しました。国内では歴代1位の伊東浩司選手のもつ10秒00に次ぐ、2位というすごい記録です
 単純に考えると10メートルを1秒で走る!わけですが、もちろんスタートからそんなスピードが出るわけではありません。専門家の話を読むと、日本人は平均50~60メートルあたりでトップスピードが出るそうですが、桐生くんは40~50メートル地点でトップスピードが出る、素晴らしい加速力の持ち主なんだそうです
 こんなニュースを聞くと来週末の体育大会へ向けて、モチベーションが上がってきますね(こないですか・・、大縄跳びしか出ない・・という人も、あげていきましょう!)

 じゃあ、速く走るにはどうすれば?
日本人の足を速くする/為末大(新潮社)
 サムライ・ハードラーのニックネームを持つ、元400Mハードルの日本代表にもなった為末さん(2012年に引退)が走る極意をかいた1冊
 日本人はもともと足の速い民族なんだそうです。でも、身体的には外国人選手にはかないません。それならばと、為末さんは日本人の体型をいかすことを考えた筋力アップの方法や走る姿勢を見つけていきます
 名付けて「コケない走法」 自然に真っ直ぐ立って、ほうきが倒れる様に体全体を前に倒す、そうするとひとりでに足が前にでるので、それを繰り返す。世界のトップランナーは胸を反りかえすように走るスタイルがスタンダードですが、倒れこんでいく力を利用して走るのが日本人の体型には一番合った走法だと為末さんはいいます。 読んで試してみますか?

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