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憲法を知っておかなくちゃ

 国民が守るルールは法律です、そして国家が守るルールが憲法ですよね。その憲法を改正しようという議論がこのところ現実味を帯びています。まず憲法の改正手続についてかかれている第96条を見直そう(憲法が改正しやすいようにしよう)という動きです。先日の国会では、その件に関して各党が意見表明、これは初めての事です。
 憲法は、国家が暴走しないよう国民が国家をコントロールするために取り決められたルールですから、丁寧に検討していかなければなりません。もちろん他人ごとではないですよね。

 中高生のための憲法教室/伊藤真 (岩波書店)
では、中高生が憲法を学んでおく意味の1つに、将来、憲法改正の為の国民投票が行われる時に備え自ら判断できる力をつけるため、とあります。誰かが「もう古くなったから変えた方がいい」と言っているのをマネするのではなく、自分の頭で考えることが必要だからです

 なぜ憲法はあるのか、本当に必要なのか、これから憲法はどうなっていくのか、そんな疑問に応える 憲法はむずかしくない/池上彰 (筑摩書房)

 映画「それでもボクはやってない」やドラマ「救命病棟24時」などを具体例にあげ解説する 僕らの憲法学~「使い方」教えます/田村理 (筑摩書房)では、憲法はムシ食いで暗記するものではなく、私たち一人ひとりが「使う」ものだとあります

 また、憲法の大切さを子ども達に伝えたいと、作家・井上ひさしさんが小学生向けに行った授業をまとめた子どもにつたえる日本国憲法(講談社)
やさしいことばで日本国憲法/池田香代子・訳 (マガジンハウス)、
憲法なんて知らないよ/池澤夏樹(集英社)
 では、憲法全文がわかりやすくかかれています

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