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時の記念日です

 今日は6月10日、時の記念日です。
1920年、東京天文台と生活改善同盟会が「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定したのが始まりだそうです。
「時間」といえば、ロングセラーになっている新書

ゾウの時間ネズミの時間~サイズの生物学/本川達雄 (中央公論新社)
 小さなネズミはちょこまか動くし、大きなゾウはゆったりと足を進めます。
機敏さや寿命、時間の流れる速さは、動物の身体のサイズによって違ってきます。でも、それぞれ一生の間に心臓が「ドキン」と打つ総数はサイズに関係なく同じなんですね。
 そんなサイズと時間、エネルギー消費量の関係からはじまり、生物学の話題へ
 例えばなぜ、車輪動物はいないのか?身の回りにある道具類の原理は、生物が当の昔に発明したものばかりだといいます。ただ車輪だけは例外。人類独自の偉大な発明なんだそうです。確かに車輪を転がして走る動物は見たことがありません。副題にある通り生物学の本、入門書です。
 新書はちょっと・・と思ったら絵本版もあります
 絵とき ゾウの時間ネズミの時間(福音館)は、本川さんがあべ弘士さんのイラストを使ってわかりやすく説明してありますよ。


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