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環境月間です

 6、7月は学園の環境月間。山崎直子さんの講演会も、ECO弁も行事の一環です。食糧問題と地球環境は深い関係があります。私たちの食糧は、どれくらい環境に負担をかけているのでしょう?

 食糧自給率、聞いたことがありますよね? 一般に言われているのは、農林水産省が出しているカロリーベース総合食糧自給率のことです。発表によると、1960年の日本では79%だったのに対し2011年には39%。
 都道府県別のランキングでは、兵庫県が16%で40位、大阪はわずか2%で45位です。地産地消のエコ弁への道のりは厳しいですね・・・。ちなみに1位は173%の北海道でした(農林水産省2010年調べ)

  食糧自給率がわかる事典/深光富士男 (PHP研究所) 
 イラストと数字をもとに日本の「食」について考える1冊です。
 なぜ、50年余りで食糧自給率が半分近くに下がってしまったのか?下がることでどんな問題が起こるのか?上げるにはどうすればいいか?私達個人レベルで出来ることが挙げられています。

たべものがたり/山本良一 (ダイヤモンド社)
 Think the Earthプロジェクトによるシリーズの3巻目。こちらも楽しいイラストが満載の入門書。
 環境問題を理解するのには3つの「わかる」のバランスが大事だそうです。知識として「頭でわかる」こと、感性や情報を通して「心でわかる」こと、体験を通じて「身体でわかる」ことの3つです。
 身体でわかる機会は少なくなっていますが、エコ弁やトマトの苗を育てること、きずきの森や修学旅行の体験で少しでも「わかる」といいですね
   

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