夢の図書館 ・続
「レコメンド recomend」という手法があります。利用者の購入履歴やアンケートなどの情報を分析して、その人の好みにあった品物、サービスを推薦し売り上げを高めるのがねらいです。
東大での「読書の電子化」の最大の目標の1つは、「東大レコメンド」。学生への読むべき本の推薦を個人向けに行おうというのです。あらゆる書評や読書案内を集めたデータベースをつくり、そこから各学生の個性や適性、目的に合わせて本のおすすめ情報が出る。それを好き嫌いでマークしていくと、より自分にあった本が推薦される。
ネットショップなどでも、本を探していると「この本を見た人は、こんな本も見ていますよ」という情報が出てきますよね
さらに、バーチャルリアリティー空間でそれらの本を並べた自分だけの本棚を作ります。これを繰り返しているうちに本棚がとどんどん増え、自分好みの自分の図書館が出来上がります。書籍が電子化されていれば、いつでもそこから取出して読むこともできますね
まさしく夢の図書館。そんな事ができるかも?でも、そうなると一番必要とされる職業が本のソムリエかもしれない。人生の限られた時間の中で、次に何を読むべきか?誰もが持つ悩みのたねだ、と立花さんは書いています。
図書館では、司書がそのポジションになりますね。めざせソムリエで、しっかり情報のアンテナを張らねばと思っています。
(が、日々購入する本の選書をしていると、こんな時ソムリエがいれば、とつい思ってしまいます・・・)