世界の名建造物
梅田にある空中庭園(梅田スカイビル)に行ったことがありますか?先日の読売新聞の記事によると、今、観光スポットとして外国人にとても人気がある場所だそうです。日本でも関西以外の人にはあまりなじみがないように思って(失礼!)いたので、ちょっと意外?
梅田スカイビルは今年で20周年、来場者は述べ8万人以上、そのうち3人に1人が外国人なんだそうです。なぜ外国人観客に人気なのか?2008年、イギリスの新聞『ザ・ダイムズ』が世界の名建造物と銘打って取り上げた20カ所に、唯一日本から選ばれたのが梅田スカイビル。
その他は、ダージ・マハル(インド)、英国国会議事堂(イギリス)、 パルテノン神殿(ギリシャ)、 コロッセオ(イタリア)、アンコール・ワット(カンボジア) などいずれも世界の建造物の中でも重鎮ばかり。
その中で空中庭園は「これほどスリルのある建物はない」とのコメントが。それ以降、海外の観光ガイドに掲載されるようになり、韓国やフランス、イギリスなど欧州、インドなどから多くの観光客が訪れているのだそうです。
同じく名建造物に選ばれた、シドニーのオペラハウスやスペインのサグラダ・ファミリア、ドバイのブルジュ・アル・アラブなどをちょっと変わった角度から眺めた写真集があります。
世界の20世紀建築/ベルトラン・ルモアンヌ(創元社)
『空から見る驚異の歴史シリーズ』の1冊。20世紀の建築とは建築家の独創性とそれを支える技術の結晶なのだそう。この本は展開式になっていて、ページをめくり、広げる写真集です。下の写真ではちょっとわかりにくいですが、展開すると倍の大きさの写真が見られます。
右はザ・タイム紙にも選ばれたパリのポンピドゥーセンターの展開写真。美術館や図書館を併設した文化施設として、古都パリに現れた大胆で斬新な近代芸術建築です。
ちなみに外国人の上げる日本の観光地のベスト3は、1位から順に広島平和記念資料館、赤い鳥居が並ぶ京都の伏見稲荷大社、奈良の東大寺大仏だそうです