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分類からながめる本の世界 「2」類

「2」類 : 歴史・地理

 分類法によると2類には「時間的過程と地域的展開の記述にかかわる著作を収める。ただし、過去および現在に関するものだけで、未来の計画にはかかわらない」です。大きく分けると、歴史(地域の歴史)と伝記(人物の歴史)、そして地理。
 地理にはガイドブックをはじめとした、旅行記なども含まれてるので、行ってみたいなあと思う外国の街並みや様子などを読んだりながめたりしていると、ワクワクしてきます。中学の授業「地域調べ」や「国調べ」などでも利用しますね。

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202 掘れ掘れ読本/秋田麻早子 (バジリコ)
 発掘に関する基礎知識から考古学者の生態、謎の出土品の解説、古代文字の解読までユニークな考古学界の解説本。

204 世界で一番おもしろい世界史/桐生操 (KKベストセラーズ) 

210 一日江戸人/杉浦日向子(新潮社)
 将軍の1日、長屋の生活、江戸美人の基準、モテる職業とは、江戸の衣食住など江戸の人々の暮らしがこれ1冊でわかる。杉浦さんのイラストも満載。

210 若い人に語る戦争と日本人/保坂正康(筑摩書房)

280 世界を変えた10人の女性/池上彰 (文藝春秋)
 マザー・テレサやナイチンゲール、キュリー夫人などの生き方を取り上げた、お茶の水女子大での池上さんによる特別講義をまとめた1冊。

288 家紋帳/大森伃佑子・菊池敦己 (ピエブックス)
 家紋とは家々で定める紋章のこと。自分の家の家紋を知っていますか?「三つ兎」「一つ桃」「丸に朝顔」なんともかわいらしい名称。これらすべて家紋です。

289 ご冗談でしょう、ファインマンさん/R.P.ファインマン (岩波書店)
 世界的な物理学の教科書『ファインマン物理学』の著者であり、20世紀を代表するノーベル賞・物理学者ファインマン博士の半生をつづったユーモアあふれるエッセイ風伝記。あらゆることに興味と関心を持ち、その生涯は奇想天外なエピソードであふれています。理系志望の人は是非一読を。

290 世界のどこかで居候/中山茂大(リトルモア)
 旅ではなく、あくまでも「居候」 普通の人々の普通の暮らしにお邪魔します!

291 京都ご案内手帖/平沢まりこ (ソニー・マガジンス)
292 コスモポリタン・ミュージアム/山崎梓(日本地域社会研究所)
293 パリ歩けば~100日の散歩で見つけたもの/林丈二 (河出書房新社)

  など、国内外の旅行記や紀行エッセイ、多種そろっています。