こんな本を読んだ ③続
岡本真理先生のつづきをどうぞ。
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「のらのら」の対象読者は少年少女です。
環境大使の生徒達と同年齢ということもあり、「どんぐり苗の育て方」「季節の酵母菌や乳酸菌液の作り方」「簡単たい肥作り」などなど、これならできるかも!やってみたい!と思う面白い実践もたくさん紹介されています。
一方で、夢ものがたりやなぁ…でも、こんなこと実際にできたらどんなに楽しいだろう!と思うような企画もあり、「家畜を飼おう!」のコーナーでは、毎回馬やダチョウなどの買い方を本気の本気!で丁寧に紹介しています。
情報があまりに具体的なので、思わず「もしも学校でダチョウを飼ったら…。まずは保健所に申請を出して、それから…ダチョウの卵は鶏卵30個分!? …じゃあ、みんなで卵焼き!?」「芝生で馬を飼ったら…草刈りがいらなくなるかも。」などなど妄想が無限に膨らんでいきます。
まずは「楽しさ」がベース、更に「探究心」「実践力」そして、「自然相手の難しさ」を教えてくれるこの季刊誌には、ぐんぐん育つ植物の隣で、目をキラキラさせて植物の不思議に果敢に挑む子どもたちの姿が紹介され、その姿が今の環境大使の姿に重なって見えてきます。
苗木がぐんぐん成長するように、みなさんが色々な経験に触れて大きく成長するこの大切な時期に、同じ時間を過ごさせてもらっていることの幸せに改めて気づかせてくれる、そんな雑誌です。
最近トマトの苗を学校で配布したので、お家でトマト栽培をしている人も多いと思います。挿し木の仕方や、あまいトマトを育てるコツなども載っています。興味のある人はぜひ読んでみてくださいね。
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図書だよりを見てくれたのか、早速「のらのら」が貸出されていきました。
プチトマトづくりは、そだててあそぼうシリーズ(農文協)も参考に。
今年は「1粒の種モミを何粒に増やすことが出来るか」を競う『バケツイネ選手権』に、環境大使たちがエントリーするそうです。農文協さんより種モミが届いていました。
環境大使の活動ぶりは、こちら