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2016年09月28日

ひばりの図書室9月号を配布しました

 本日、ひばりの図書室9月号を配布しました。

先日ここで取り上げた新海誠さんの本も紹介しました。
映画効果か予約は毎日ポツポツ入り続け、現在7人待ちですが、読みやすい本なので順調なサイクルでまわっています。

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 新海さんの過去の作品もコーナー展示後、次々かりられていきました。

2016年09月27日

張り替え作業中

 夏の間に届いた本のオビがカウンターに山盛り。前期図書委員の最後の仕事にオビの張り替えをしてもらいました。
 「センスよくねー」という私のリクエストに、「えーー」と悩みながらも作業完了。

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        新しくなった廊下のオビ掲示板をチェック!

 迫ってきた生徒会役員選挙がすんだら、後期委員と交代です。
 前期のみなさん、半年間おつかれさま!

2016年09月23日

ふみの日

 毎月23日は「ふみの日」です。手紙を書くことを普及・啓発する運動として40年あまり前に始まりましたが、最近は郵便を利用するのは年賀状くらいで、ほとんどがメールですませることが多くなっていますね。

 そんなふみの日に、すべて書簡の往来のみで展開されるちょっとかわった1冊を紹介します。
  終業式/姫野カオルコ (KADOKAWA)
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 「体育祭の後に謹慎処分になったっんだって」そんな同級生の噂話が書かれた手紙から始まります。それは授業中に先生の目を盗みこっそり書かれた手紙の様で、仲の良い女子二人の間で1日に何度もやり取りされています。
 進路のこと、好きな人のこと、先生のこと、悪口に噂話、すぐ近くにいて毎日会っているのに綴られる手紙の数々。
 物語は、同じ高校に通う男女4人が進学、就職、結婚、と時を重ねながらやり取りする手紙やはがき、FAXを中心に描かれます(間に色々な人の手紙がはさまれています)
 若い時はストレートな感情を書き綴っていたのに、大人になるにつれて書いたけれど出せない手紙が増えていったり、書きかけの手紙と書き直した手紙との対比で、その人の気持ちの揺れ具合も感じられたり。そして、はっきりと書かれていないのに、手紙を通じて彼らの出会いや別れが見えてきます。
 相手を思ったり行き違いがあったりしながらも、お互いずっと気にかけていた4人の20年にわたる友情を描いた作品です。


2016年09月14日

ギアを上げて

 だんだん日が短くなり、涼しくなってきました。
少し前までは明るかった閉室時間も、今ではすっかり秋の夕暮です。夏、あんなに暑かったのに! 四季があるって本当にすごい。

 今日の放課後の図書室です。
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 授業を終わった途端、高3生たちが連日、自習にやってきます。
季節の変わり目です、体調管理も気をつけて。
先は長いですが、もう1つギアを上げていきましょう。
 赤本(2017センター)も置いています、図書室内での自習に利用してください。 

2016年09月10日

話題の映画

 今週に入り、毎日誰かが「『君の名は。』を観てきました!」と報告してくれます。
先日から公開が始まったアニメーション映画が話題になっているようです。
 この作品は小説もあり、著者の新海誠さんが、映画のプロデュースもされているそうです。只今、原作は予約待ち。映画を観た人も、観ていない人も小説でも物語を楽しんでみて下さい。

君の名は。/新海誠(KADOKAWA)
 千年ぶりに見られる「ティアマト彗星」来訪を1か月後に控えていた時、山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になり東京で暮らしている夢を見ます。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧は、山奥の町で暮らす女子高校生になる夢を見ます。出会ったこともなく、出会うはずもなかった2人がそれぞれの夢の中で体験したのは・・・。

 新海誠さんの作品はこれまでにも映画化されています。
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ダ・ヴィンチ9月号でも映画公開を前に「新海誠の言葉」という特集がされてました。

言の葉の庭(KADOKAWA)
 靴職人を目指す高校生・孝雄は、雨の日は決まって学校をさぼり、公園で靴のスケッチをしています。ある日、孝雄はそこで謎めいた女性・百香里と出会います。
 会話を交わすようになった二人。雨が降るたびに出会える百香里のために靴を作ることを夢見る孝雄。やがて、雨の季節が終わりをつげるときかきます。

秒速5センチメートル(KADOKAWA)
 転校していった初恋の相手・明里に再会するため、東京から栃木へと向かう中学生・貴樹の姿を描いたい第1話。高校生の孝樹が転校先の種子島で、憧れの東京から来た孝樹に宿命的な片想いをする花苗との出会いを描いた第2話。そして進学の為上京し、大人になった孝樹の新しい出会いを描いた第3話。3つの物語で構成された作品。