国内最大の恐竜
昨日から高2生は北海道へ修学旅行中ですが、その北海道のむかわ町にある約7,200万年前の地層で発見された、大型の草食恐竜の全身骨格の化石が先週末公開されました。
発見されたのはハドロサウルス科の恐竜。むかわ町で発見された通称「むかわ竜」は、国内最大の恐竜の全身骨格の化石で、全長8メートル、腰までの高さが
3.5メートルだそうです。
最初に発見されたのが2003年、その後北海道大学総合博物館の小林快次准教授ら研究グループによる発掘が行われ、見つかった化石1500点余り。
約10年ほどかけてクリーニング作業を終えた一部の化石からハドロサウルス科の恐竜だと特定しました。
この日本初の恐竜全身骨格発掘の様子をまとめたものがザ・パーフェクト/西村智弘・監修(誠文堂新光社)
他にも日本ではどんな生き物が発見された?どんな国から化石って発見されてる? 世界地図とイラストで楽しめる 世界の恐竜MAP/土屋健(エクスナレッジ) 大阪大学豊中キャンパスでみつかったマチカネワニも掲載されています。
先の小林准教はこのマチカネワニの研究にも携わっていて、完成した標本は、大阪大学総合学術博物館 で見ることが出来ます。こちらも体長7メートル!はるか昔、こんな大きなワニが豊中にいたとは。
本を持ち上げるのは阪大のマスコットキャラクターを務めるマチカネワニのワニ博士