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慶応大学SFC情報 NO.1

1月24日(水)HRで松石先生から慶応高大連携講座について話がありましたが,実際の様子も知りたいと思い,第1回慶応高大連携講座からSFCに入学した47期生(現在3回生)の福島くんに協力してもらうことになりました。

以下「A」の内容は福島くんからのメール(一部省略させてもらっています)を掲載します。

スタート!!

慶応SFCでの生活について、僕が今高2のみなさんに教えてあげられることを報告しますね。ぜひ参考にしてみてください。

Q:環境情報学部でどんなことをしているの?

A:

①環境情報学部で専攻していること。
 僕はいまSFCで、稲陰正彦先生の研究室(imgl)にお世話になっています。稲陰研究室は、SFCの中のKeio Media Designというグループに属していて、主にデジタル・エンタテイメントコンテンツをつくっています。

具体的にいうと、映像や3Dグラフィックス、音楽などのメディアを作って、新しい、次世代のコンテンツ(作品)を作っています!!!今話題の、「ユビキタスコンテンツ」というやつですね。

研究室の中にも、たくさんのグループが活動していますが、僕らのグループは、あのケイタイで有名なKDDIと一緒に、原宿のスタジオで、今年5月から長期展示するためのコンテンツ(作品みたいなもん)を、去年から一年がかりで製作している最中です。

うまくこのコンテンツが完成した後は、いくつかの学会に論文を発表するつもりです。もしかしたら、オーストリアや、アメリカのサンディエゴあたりに飛んで、世界のクリエイターやアーティストたちと一緒に展示できるかもしれません☆

とまぁ、こんな感じですね。うまく説明できたかな?? デザイン、音楽、映像、プログラミング系なので、簡単にいうと、がっつりパソコン系ですね!自分で作曲したり、映像を作ったり、それらを使って新しい表現の場、空間を作ってみたい!っていうのが僕個人のテーマです。 ただし、毎日毎日むちゃくちゃ忙しい!!やること多すぎ!! まぁとっても楽しいし、やりがいがあるので充実した日々を過ごしています!

Q:高大連携講座はディベートをしたり小論文を書くと聞いたけれど,文系の人が行くの?でも,大学の案内は理系と文系両方あったのだけど。

A:

②連携講座で行くと、高校で理系文系関係ないか。

連携講座で行くか行かないかにかかわらず、SFCという教育環境の中で、高校のとき理系か文系かというのは、ほぼ関係ないと言っていいでしょう。

高校で文系だった人も環境情報学部にいるし、理系の人でも総合政策にいたりします。僕の周りの人には、自分は文系だったけどとりあえず両方の学部を受験してみたら、環境情報が合格したから環境情報に来たっていう人もいます。

僕が連携講座を受けたとき、なんで環境情報学部にしたかっていうと、「なんとなく」です。これは、僕が高校の時、理系と文系どっちにしようか迷ったときと同じで、理系だったら、文系の分野にも手を出せると思ったからです。

ただ、重要なのは、来年度からSFCのカリキュラムは大幅に変更すること!! どうやら来年度からは、総合政策学部はかなり文系に偏るみたいで、(法律、国際政治、コミュニケーション、言語系、ビジネス系など)、環境情報学部は、かなりの理系に偏るらしいです。(プログラミング、バイオテクノロジー、心理系、メディアデザイン系、建築系など)

 また、僕らの学年までは総合系、環境系に加え、複合系というのもあったのですが、来期からは複合系がなくなるようです。さらに、以前は環境学部にいる人が総合系科目をとったり、総合学部にいる人が環境系科目をとっても、卒業単位を取得できたのですが、来期からは、授業を受けることができたとしても、卒業単位はくれないみたいです。

よって、来年度からは、理系なら環境、文系なら総合のような構図がいっそう強くなるかも…。ただ、理系なら環境に行かないといけない!!みたいな強制ではないので、そこは自分次第ですね。