研修旅行第四日目(11月10日金曜日)
楽しかった研修旅行もついに今日が最終日になってしまいました。ホテルで朝食後平和の礎(いしじ)に行き平和セレモニーを行った後、沖縄県立平和資料館を見学。おきなわワールドへ移動し昼食・エイサー公演見学後那覇空港へ移動・出発。伊丹空港着・解散となりました。
ホテル前広場で退館式(8:40)後、ホテル出発:今日で終わりだという気持ちになり少し寂しそうな様子でした。
平和の礎にてセレモニー(10:30 ~ 10:50):生徒代表によるスピーチ(下にスピーチ全文を掲載しています)と献花を行いました。厳かな雰囲気の中で式を実施できました。
沖縄県立平和資料館見学(11:00 ~ 12:15):沖縄戦の写真や文献に触れ、その悲惨さにやりきれない思いを感じるとともに、戦争を起こしてはいけないという気持ちを強く抱きました。見学して学んだことをレポートにまとめる生徒達の様子です。いろいろな思いを書いているようです。
おきなわワールドにて昼食後、買い物・エイサー公演見学(13:00 ~ 15:30):たくさんのお土産を買い込んでいました。エイサーはリズムがよく楽しかったです。最後は多くの生徒が舞台に降りて一緒に踊りを楽しみました。
・エイサー公演の様子
那覇空港到着・出発(17:40):沖縄を遂に去る瞬間がやってきました。なんとなくもの悲しい思いにとらわれました。
伊丹空港到着・解散式(19:30 ~ 20:00):研修旅行全日程修了!大阪に戻ってきて少しほっとした気持ちもあるかな。月曜からは新たな気持ちで残りの中学生活を頑張ろう!
平和の礎セレモニースピーチ全文
今回の研修旅行では、沖縄の生活や観光地としての沖縄にふれ、楽しい体験をしてきました。しかし国内唯一の地上戦があった場所としての沖縄も忘れることができません。今までにもビデオや授業などで平和について勉強してきましたが、この沖縄で戦争を体験した人の話を聞き、より戦争を身近に感じることができました。私は戦争を起こすのは人々の心だと思います。人間の心に差別や自己中心的な幸福観や欲望などがあるから人が人を支配し、武力で押さえつけても良いという考えが生じるのです。だからこそ人種や宗教を超えて人の幸せと平和を願う心を持たねばならないと思います。私たちはこの平和の礎の前で再びこのような戦争の犠牲者を出さないように努力し続けることを誓います。