文化祭前々日 準備着々…
高校1年生各クラスとも、文化祭の準備に取り掛かっています。ダンボールと向き合い、ペンキまみれになるクラス、戸外で合唱の練習をクラス、講堂で最終リハーサルをするクラス、さまざまです。
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高校1年生各クラスとも、文化祭の準備に取り掛かっています。ダンボールと向き合い、ペンキまみれになるクラス、戸外で合唱の練習をクラス、講堂で最終リハーサルをするクラス、さまざまです。
文化祭の「パンフレット」を配布しました。
A組 1A教室 いろいろな舞台発表
B組 多目的ホール 「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界
C組 1C教室 ゲーム
D組 1D教室 タイの展示とバンブーダンス
E組 校庭と講堂 座頭市・タップダンス
F組 校庭 パラパラ&ソーラン節
G組 1G教室 江戸時代のようす
第1日目(9月1日)8:45~10:35 高校音楽コンクール(出演順)
高1B STORY
高2A 永遠にともに
高1D LOVE LOVE LOVE
高2B Best Friend
高1C 心の瞳
高2D ひとり
高1F 3月9日
高2F A whole new world
高1G Best Friend
高2C 卒業写真
高1A COSMOS
高2E 想い出がいっぱい
高1E 見上げてごらん,夜の星を
高校1年(52期生)学年通信第5号文化祭直前号を配布しました。
「文化祭模擬店食券販売要領・メニュー表」を配布しました。
進路指導部より「サテラインゼミ受講の勧め」をA~F組で配布しました。
受講申し込み書提出は8月27日~29日です。
(文書抜粋)
夏休みが明け,いよいよ,各教科の学習もこれから本格化してきます。それにともない,基礎を固めながら少し深く掘り下げるような学習が,これから少しずつ必要になってきます。また,校内だけの比較でなく,常に”全国を意識する”ような学習も必要でしょう。・・・(略)・・・多くの皆さんが取り組んでくれることを希望します。
「第3回宝塚ハーフマラソン大会 12月23日実施(主催:宝塚市,宝塚市教育委員会)」のポスターを掲示しました。
「文化祭のご案内」を配布しました。
以下のものを配布しました。
●第1回進研模試の個人成績表
●進研模試の答案
●模試事後学習プリント(国数英)
7月14日実施の第1回進研模試の個人成績表を返却しました。今回は高校生として初めての全国模試で435,802人が受験しました。模試は受けたあとがとても大切です。成績表の裏面にも見方や解説がありますがポイントを上げておきます。単に得点や偏差値だけを追いかけないで,以下の2点を心がけて模試を振りかえってください。
①これからの学習のスタートラインと目標を明確にする。
「評価」はS-1からD-3の15段階に分かれています。平均点を下回っている場合は,まず全国偏差値50(全国平均点)を目指そう。個人懇談で名前のあがることの多かった志望校は,A-3以上が目標です。
②教科バランス・弱点分野を確認する。
「2.教科バランス」「4.設問別成績」で弱点分野を発見し,アドバイスをしっかり読んで,答案を見直し,事後学習プリントに取り組んでください。(8月中)
個人成績表に印字されている「あなたのアクセスキー(数字14桁)」を進学応援サイト「Benesseマナビジョン」に入力すると,成績にあわせた教科別アドバイスや勉強法,大学合格者の平均偏差値との比較など,学習対策を進めるための情報を見ることができます。
実力考査として,スタディーサポート(国数英)を行いました。入学時の学力と生活との変化を見ます。学年では,日々の学習を大切にしてほしいと考え,学習方法・時間についての調査をスタディーサポートを活用しながら4月・6月・8月に行っています。
毎日暑いですね。お元気ですか?夏休みが残り少なくなり,宿題に頭を悩ませている人も多いと思います。原稿用紙や画用紙を前にして字数をかせごうと考えていてもなかなか進まないとおもいます。(私もそうでした)そこで,今までの授業で話してきた「作文の書き方」「調べ学習の方法」のポイントを書いておきますので参考にしてください。
作文の宿題(税・JICA・人権など)
今回はどれも4~5枚ですから,以下の配分でまず内容・項目を列挙してから書いてみましょう。
1枚目に自分の今までの経験(題材に関して関係することを幼稚園から今までで考えてみる。)2枚目に最近のニュースやテレビなどで見たこと,本やホームページなどで調べてみたこと。(1・2枚目の順序・分量は自由)
3枚目に「もしも~ならば」「もしも~がなければ」「将来の日本や世界は?」「将来の社会は?」「このままでは・・・・」などという想像や仮定を書く。
4枚目に結論。「自分ならばこのようにしたい」「このようなことをやるために自分はこのような努力をしたい。こころがけていきたい。」など
がんばってみてください。
中学生などの調べ学習(歴史新聞など)
最近インターネットを参考にする生徒が多くなりました。家庭でたくさんの情報を手軽に得ることができるので活用することは悪いことでありません。しかし,インターネットによる調べ学習の長所と短所を意識してください。サイトをそのまま印刷して張り付けるのではなく,自分でよく読んで書いてください。
博物館や近所の資料館などへ自分で行ってみるもの良いと思います。国立・県立などの博物館でも小中学生向けのパンフレットを用意していますので活用してください。館内は涼しいですから弟や妹と一緒に家族で出かけるのもいいと思います。最近,大きな博物館で家族連れを見かけることが多くなりました。現地へ行ってみると印象が鮮明になり,取り組むやる気が出て早く進むと思います。
調べたものには,「なぜこの題材を選んだのか?」「この調べ学習をやってどうだったのか(感想)」を書いてください。この部分が一番重要です。
理工教育を問う―テクノ立国が危うい
産経新聞社会部=編.新潮社(1995)193ページ
書き出しで紹介されている小学生と母親の会話に驚いた―。
「お母さん、カブトムシが動かなくなったからお金ちょうだい」
「いいわよ。だけど、どこまで(新しいカブトムシを)買いにいくの」
「近くのコンビニ(コンビニエンスストアー)」
「コンビニ?」
「うん、電池を買ってくるんだ。カブトムシの電池を替えてあげるんだよ」(pp.7-8)
この本が世に出たのは平成7年(1995年)1月、阪神淡路大震災の直後だ。このころ、学校では受験勉強などの「詰め込み教育」が子供から自由や創造力を奪っていることが問題視され、「ゆとり教育」がスタート。学習内容が大幅に削減された。
当時、私は高校3年生。そのとき、偶然立ち寄った書店でこの本に出会い、書き出しを読み、生まれて初めて日本の将来に危機を感じた。
高校生なりに、理科系に進むことを決め、進学する学部・学科まではっきりと決めていた。しかし、これといって就きたい職業があるわけではなかった。大学生となり将来を考え出したとき、この本を何度も読み返した。そして、いつ知れず自分の興味は教育へと向いていった。この本は私を教育現場に導いてくれた本ともいえる。
内容は、学力低下▽理科・数学の授業時間数削減▽教員の質▽大学入試の問題点と入試改革―など、現在でも取り上げられる話題ばかり。出版から10年以上経った今、読み返してみても、これらの内容は色あせない。「この10年、理科・数学教育は何をしていたのだろう」と、ふと考えた。
これから理科系大学への進学を考えている人、理科・数学の教員を目指す人にお勧めの1冊だ。
(道北秀寿)