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社会科の宿題

 毎日暑いですね。お元気ですか?夏休みが残り少なくなり,宿題に頭を悩ませている人も多いと思います。原稿用紙や画用紙を前にして字数をかせごうと考えていてもなかなか進まないとおもいます。(私もそうでした)そこで,今までの授業で話してきた「作文の書き方」「調べ学習の方法」のポイントを書いておきますので参考にしてください。

作文の宿題(税・JICA・人権など)
 今回はどれも4~5枚ですから,以下の配分でまず内容・項目を列挙してから書いてみましょう。
1枚目に自分の今までの経験(題材に関して関係することを幼稚園から今までで考えてみる。)2枚目に最近のニュースやテレビなどで見たこと,本やホームページなどで調べてみたこと。(1・2枚目の順序・分量は自由)
3枚目に「もしも~ならば」「もしも~がなければ」「将来の日本や世界は?」「将来の社会は?」「このままでは・・・・」などという想像や仮定を書く。
4枚目に結論。「自分ならばこのようにしたい」「このようなことをやるために自分はこのような努力をしたい。こころがけていきたい。」など
がんばってみてください。

中学生などの調べ学習(歴史新聞など)
 最近インターネットを参考にする生徒が多くなりました。家庭でたくさんの情報を手軽に得ることができるので活用することは悪いことでありません。しかし,インターネットによる調べ学習の長所と短所を意識してください。サイトをそのまま印刷して張り付けるのではなく,自分でよく読んで書いてください。
 博物館や近所の資料館などへ自分で行ってみるもの良いと思います。国立・県立などの博物館でも小中学生向けのパンフレットを用意していますので活用してください。館内は涼しいですから弟や妹と一緒に家族で出かけるのもいいと思います。最近,大きな博物館で家族連れを見かけることが多くなりました。現地へ行ってみると印象が鮮明になり,取り組むやる気が出て早く進むと思います。
 調べたものには,「なぜこの題材を選んだのか?」「この調べ学習をやってどうだったのか(感想)」を書いてください。この部分が一番重要です。