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ピンチヒッターです。

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《その1》 7月に入ったある日の朝,SHRで。
「今日から7月だよね。早いねぇ。」って言ったら,即座に
「ほんと,早いなぁ。もう7月だよ。」って,前に座っている女の子が返してきた。周りの子も首を振ってうなずいている。
私「後ろの掲示板に貼ってあるカ・・・・・」って,言い終わらぬうちに,
「カレンダーでしょ?知ってるよ。センターまであと200日って載ってたことでしょ?」
私「そう,そう。もう・・・・・」
「わかってます,わかってます。もう200日しかないんだからきっちりやれよって,でしょ?」
私「あ? う,うん,そう,そうなんだよね。うむ。」
完全に口を塞がれてしまいましたね。0勝1敗。

《その2》6限目終了のチャイムが鳴り,連絡事項の打ち合わせをして4階に上がった。教室に入ってみると,まだ,先生を囲んでたくさんの子が質問していた。暫くその様子を見ながら,ドアのところに立って待っていたら,傍の席に座っていた子が,
「先生,一番上の子供さんは何歳ですか?」と,訊いてきた。
「今,大学4回生なんだ。」
「へぇ~,若いですねぇ。女の子ですか?」
「そうだよ。」
「彼氏,いますか?」
「いるね。」
「へぇ~。付き合ってどれくらいなんですか?」
「半年ぐらいかなぁ」
「まだ,半年なんですか・・・・彼氏に会ったこと,ありますか?」
「いや,ないね。見たことないんだ。」
「えっ?家に連れてきてないんですか?えっ,ええ~?・・・・・・。ねぇねぇ,ちょっと,ちょっと聞いたぁ?」周りの子達に話を振り出した(さすが,大阪の子や。面白い話はすぐネタにしよる)。
すると,それを聞いた子が,
「そりゃぁそうやわ,先生が私のお父さんだったら,彼氏を呼ぶの,絶対に嫌やわ。」
なんでやねん!
「だって,絶対に,何か文句つけるモン。どこがどうのこうのとかさ,気にくわないとかさ,何か言わないと気が済まないみたいだから。ねぇ,ねぇ,そう思わない?」
さらに輪を広げようとしてる。
「思う,思う」と,一同納得の様子。
そこへ,いままで質問していて話を聞いてない子が傍を通った。間髪入れず,
「ねぇ,ねぇ,先生がお父さんだったら,彼氏に会わせるの,嫌と思わない?」
全く事情がわからないのに
「えっ?あ,あぁ,思う。絶対に嫌!」


【配布物】
・「夏休みのご家庭での生活面についてのお願い」
・個人懇談のお知らせ(クラスによっては昨日配布済)