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6月9日 第2回環境講座その1・「修学旅行見所紹介」第1回『北海道大学』

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今日の5・6限に講堂にて「修学旅行事前学習 第2回環境講座」を開催しました。
第2回のテーマは、「人と野生動物のあつれき解消をめざして」です。鹿の増えすぎによる農作物・森林への被害は、北海道のみに限らず兵庫県でも出ています。そこで、『兵庫県立大学』『自然・環境科学研究所』『兵庫県森林動物研究センター』の横山真弓先生をお招きして、お話を伺いました。今日から内容を紹介します。

かつて兵庫は、鹿の害の被害額で北海道に次ぎ全国2位でした。北海道と比較すると、面積は1/10ですが、人口はほぼ同じ550万人です。従って人口密度は10倍となります。兵庫県にも、ヤマネ・サル・クマ・シカ・イノシシの他、外来種としてヌートリア・アライグマ等の動物が棲息し、県内農作物の被害はイノシシで2億・鹿で1.8億など合計6億円にもなっています。
全国の野生獣による被害は、鹿で60億・イノシシで54億、鳥も含めると200億円にも及びます。
鹿の害を防ごうとしたら、畑に防護用の柵として、高さ1.8mぐらいの金網をつくり、飛び越えないようせねばなりません。
鹿は、北陸・東北には棲息せず、北海道と西日本のみに棲息しています。戦前は食用などで絶滅寸前まで進み、わずかな生き残りがいたのが北海道と兵庫でした。ところが、戦後どんどん鹿が増えていきました。イノシシとネズミは、駆除せねば増えすぎてしまうのと同様、鹿も増えすぎて困っています。  明日も紹介します。 
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今日は、体育館で高校朝礼を行いました。部活動の表彰の後、世界経済の動きについて、自動車産業を例に取りながら校長先生からお話がありました。

LHRでは、文化祭について話し合いました。合唱コンクールの曲・クラス発表の内容と決めることがいろいろありますが、協力していきましょう。

明日の朝礼時に現代文単語のテスト(範囲はp102~111)を行います。

いよいよ修学旅行は来週の木曜出発となりました。そこで、見所を紹介していきます。今回は、北海道大学(北大)です。
1876年に札幌農学校が開校して以来の歴史を有しています。大学のHPには、『自由散策コース』も掲載されています。現在、12もの学部を有する総合大学に発展しています。日曜なので講義などは行っておりませんが、自分の関心のある学部まで足を伸ばしてみるのも良いかもしれません。ただ、広いので、集合時間に間に合うよう、気を付けてくださいね。

今日、130000クリックとなりました。4月26日に120000クリックだったので、6週間でのべ10000人の方がごらんになっていただき、ありがとうございます。これからも、よろしくお願いします。