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教育実習生からのアドバイス①

A組で実習している高階さんからお子さまへのアドバイスです。

 「テスト勉強」とは何だろう?と私は自分が中学生のとき思ったことがあります。私は、テスト前だけ慌てて勉強するのではなく、普段から、学校でその日に習ったことをできるだけその日のうちに理解して、復習をする、という地道な努力がテスト勉強につながり、そのことがとても大切なのではないかと、少し前に中学生を卒業した者として思います。とは言っても、毎日放課後にクラブ活動がある人は、家に帰ったらクタクタで、なかなか気持ちを切り替えられず勉強に集中できないかもしれません。私は中学生のときまさしくそうでした。勉強しないといけないことは分かっていても、体がついていかない。そして、担任の先生に、どうしたら勉強に集中できるでしょうかとお尋ねしてみると、その先生は、「10分勉強して1度休憩して、今度は15分勉強、休憩、次は20分・・・というふうに少しずつ時間を増やしてやってみてはどうですか」というアドバイスを下さいました。これが私には合っていたようで、慣れてくると自然と集中力がついて、10分、15分・・・と時間を計らなくても以前より集中して勉強することができました。全ての人にとって良い方法とは限りませんが、もしお悩みの人がいたら是非実践してみてください。
 私がテスト勉強をする上で良く失敗したことは、まとめに時間をかけすぎることだと良く先生に御指摘を受けました。特に暗記の科目はきれいにまとめないと気が済まなかったのですが、私の場合は、まとめたわりには覚えられていないということが多かったです。まとめる作業で時間はかかるのに覚えられていないなんて、良いことはひとつもありません。教科書やノートをうまく利用して、効率良く勉強することが大切だと思います。
 中学生になって初めての定期試験で、色々分からないことが多いと思いますが、一番大事なことは、テストに向けて全力で取り組むということです。頑張ってください!!