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教育実習生からのアドバイス④

最後はD組で実習している山下さんからお子さまへのアドバイスです。

 私は高校から雲雀丘学園に入学してきたので、中学校は公立に通学していました。中学校時代のテストについては、私は授業をあまり聞かない生徒で、テスト前になって焦るタイプでした。そのため、テスト一週間前はかなり必死で詰め込んで勉強をしていました。結果として、私はなんとか平均以上の点は取っていましたが、これは非常に効率が悪い勉強の仕方です。それはテストが終わると勉強した事をすぐに忘れてしまいがちなので、やったことが身に付いていない状況になるということです。
 皆さんの授業風景を見ていると、私のような人は居ないだろうとは思いますが、徐々に気が緩んでくると怠けてしまう人も出てくるのではないかと思います。テストで良い点を取りたいだけなら、テスト前だけ勉強すれば取れる人も居るかもしれません。しかし、もっと先のことを考えると、身に付いていない勉強は結局もう一度やり直さねばならないはずです。「どのような勉強法が一番効率の良いものか?」と考えてみれば、私が自分の経験から思うことは、当前の事ですが「授業の時は集中してしっかりと取り組む」ということです。
 テストに出るのは全て授業でやったことですし、授業をしっかりやっていればテスト前の勉強はほとんど確認の作業だと思います。そして、毎日コツコツとやって身に付いたことはこの先も役に立つはずです。「やる時はやる」そして「休む時は休む」というメリハリの効いたやり方が一番効率が良く、また勉強以外についても自分のやりたいことをやる時間が取れるので、生活が充実すると思います。

 現在、実習生として見ている限りでは、皆さんはそれが出来ていると思うので、これからも自分のペースを崩さずに頑張ってください!