教育実習生からのメッセージ③
C組に配当されていた国語専攻の上田さんからお子さまへのメッセージです。
教育実習に来て三週間。振り返ればあっという間の日々でした。最初は元気いっぱいの声に驚いていましたが、今では教室が静かだと「どうしたのかな」と思うほどです。元気がすぎて終礼などが騒がしくなってしまうこともありましたが、そんなときは必ず「静かに!」「静かにしよー!」と言ってくれ、他の人もその言葉で静かになりました。そんな風に今何をするべきかわかっていたり、人を思いやったりできる生徒が多いなぁと何度も感じたものです。このように、まず自分中心でものを考えるのではなく、周りをみてそこから自分を考えられるということは非常に大事なことだと思います。全体の中の自分、人生のなかの中学校生活、というように大きな枠から自分を見つめることができる。難しいことですが、皆さんにはぜひそんな人になって欲しいと思います。
最後に、たいへん拙くありましたが私が今日までやって来られたのは一年生のパワーとやさしさに支えられたからです。この実習で学んだことは私の大切な財産になるでしょう。ありがとうございました。