こんな本を読んでみませんか20
2回続けて比較的最近の哲学書を取り上げました。今回紹介するのはすでに著されてから四半世紀が経つ本です。岩波書店から出ている吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」を紹介します。私が読んだのは大学生の頃だったと思います。多感な中学生コペル君が主人公として登場するストーリーで問題を提起します。コペル君のことについて記した"おじさんのNOTE"ではそれを整理する形でまとめられていて、とても読みやすく仕上げられています。セピア色のような昭和初期の少年たちの日常生活ですが、今でも一読の価値はあると思います。A.M.