« 理科冬休みの課題から⑯ | メイン | 2月6日の連絡帳 »

理科冬休みの課題から⑰

 まずカスタードプリンがどんな材料からできるのか、どうやってできるのかを体験してもらいました。材料を混ぜて蒸す(加熱する)だけなので、作ったことがある生徒も多いようです。それほど難しくないので、大きな失敗もなくできたようです。一応確認のためにヨウ素液を滴下しています。当然反応は起きません。
starch09s.jpg A組 Y.S.

 プリンは多くの卵料理と同じように、卵のタンパク質が熱で凝固する性質を利用しています。下のレポートにもあるように水が沸騰する温度よりも低い温度で起きるので、蒸す(弱い加熱)だけでも卵はしっかりと固まります。
starch07s.jpg A組 Y.K.

 そこで市販のプリンの材料をチェックしてみたのが次のレポートです。コーンスターチなどのデンプンが含まれているとヨウ素反応が起きていることが分かります。このレポートでは食感の違いなどにも触れています。
starch06s.jpg C組 S.K.

 下のレポートのように、なぜ市販のプリンにはデンプンが入れられているのかを考えてもらうことができれば、今回の課題をよく考えたことになるでしょうね。
starch05s.jpg D組 S.M.