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人権映画会感想から③

 年齢が近いからか、和美に対する感想が多かったように思います。

 私は今一応反抗期なのでいろんな人にムカついたり、言葉遣いが悪いです。普段学校に行ってるときもそうだけど、一番ひどいのは家にいる時です。だから和美さんほどまではいかないけれど、お母さんに反抗します。自分の思い通りにいかないときとか、よくムカついたりします。もしお母さんがいなくなってしまったらすごく困るし悲しいです。だから今の内にお母さんに感謝しないといけないと思う。それはお母さんだけでなく、いろんな人に対しても。
 今の人はいろんな理由とかで自殺する人が多いけど、そういう人達に命の大切さを感じてほしいと思う。感じることで、自殺する人が一人でも減ったらいいなと思う。だから、私はこれからも命の大切さを心に思いながら、この命がつきるまで一生懸命に生きていこうと思います。 M.K.

 私が今年の人権映画で一番心にしみたのは、学校でいじめられたストレスから母親に暴力をふるった和美のことです。和美は私が見た感じでは優しくて勉強のできた子だと思います。そんな彼女がなんで家庭内暴力に走ったかをよく考えてみると、その理由の一つにいじめがあったかもしれません。でも私が思うに一番加害者なのは何もしなかった教師、あるいは学校だと思います。もし、学校が彼女の心の底にある気持ちに気づいてあげられたら、彼女は家庭内暴力に走らなかっただろうし、彼女が家庭内暴力をしなければ彼女の母親は死ななくてもすんだのではないかなー…と思いました。
 私は今、いじめがあったら対応してくれる先生達がいる私立に通っています。対応があるから、お母さんたちが私立に入れてくれたのかなーとも思います。でもその対応してくれる先生がいない学校もあります。私はそういう学校にも対応してくれる先生がいてくれたらいいなと思います。 T.Y.