人権映画会感想から④
「病気の夫を看取った徳江」についてというよりも、家族や友人など近しい人を失ったときのことを取り上げた感想が多かったように思います。そばにいるときには当たり前のように感じていたのが、居なくなって改めてその存在に気づかされたというものでした。また、幼い時に亡くなったけれども、そばにいることを改めて感じたという文章もありました。
私の生まれる少し前に亡くなってしまった私のおばあちゃんの名前はアヤといいます。顔も写真でしか見たことがないし、声も知らないし、おばあちゃんのことは家族からしか聞いたことがありません。この映画を見て亡くなった方はいつでもその人のそばにいると知りました。「彩」という字はアヤと読みます。私の家族の人達が一生懸命考えてつけてくれました。
私は二つ目の話が印象に残っています。もしも自分の家族がいなくなったらと考えるとすごく苦しいです。最近親に悪いことをしてしまったと思うときがあります。これからは今という時を大切にして親孝行をしていかないとなと深く思いました。きっとそんな私をおばあちゃんは近くで見てくれていると思います。 S.K.
私のおじいちゃんは私が2歳の時に天国へ行きました。私が2歳の時だからあんまり覚えていないけど、小さい頃におじいちゃんが映っているビデオを見ました。その私が見たおじいちゃんはとっても優しそうで、心が広そうだなと思いました。私は大人になったら、おじいちゃんのような人になりたいと思いました。
おじいちゃんが亡くなってしまって、とても寂しいです。だけど、おじいちゃんが亡くなった時、世界のどこかでは命が誕生しているんだなと思うと、命ってすごいなぁと思いました。私が産まれてきた時も、誰かが亡くなっていたんだと思います。だから、命を大事にして、人生を真面目に生きていこうと思いました。 A.T.