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人権映画会感想から⑥

 感想の紹介はこれが最後です。受け取り方の程度に差があることは事実ですが、お子さまがそれぞれ真摯に受け止めて、自分の中で消化しようとしてくれたことがよかったように思います。豊かな人間性を備えて初めて、高い学力が社会で生かされると考えています。その意味で良い機会でした。

 私は小学六年生の夏にクラスメイトを一人病気で亡くしました。その友達はいつもクラスの中心的な存在で、私もいっぱい遊んだ仲でした。今日、映画を見ていて、人を亡くした時、やっとその人の存在の大きさを感じることを改めて感じました。神様はなぜ自分の大切な人を選ぶの?と悔しい思いもたくさんしました。
 今、自分が生きていることは当たり前のようで当たり前ではないことだと思います。だから生きていることに誇りをもち、亡くした友達の思いや願いを心の中に持ち、これからを生きていこうと思いました。 K.S.

 私はこの映画を見て周りの大切な人達とはいつかは別れなくてはならないのだと実感しました。今は当たり前のようにお父さんやお母さんがいて、学校に行けばたくさんの友達がいます。でも、この当たり前のことがそのうちになくなってしまうのならば、私は一つ一つの瞬間を大切にしたいと思います。そして、お父さんやお母さんに親孝行できるかは分からないけれど、出来ることから始めて、後悔しないようにしたいです。 Y.H.