こんな本を読んでみませんか 28
すでに夏休みの宿題の追い込みで忙しいかもしれませんね。夏休み最後の日曜日なのに…
ちょっと気持ちの疲れたあなたにお薦めしたいのが、河合隼雄の「こころの処方箋」です。新潮文庫の100冊にも入っていますよ。河合隼雄さんは一昨年に亡くなられた臨床心理学者です。普段私たちがこころのどこかでは納得しているもののなかなか言葉にできないような常識をエッセイとしてまとめたもので、中学生でも読みやすい内容だと思います。「うそは常備薬、真実は劇薬」という言葉、なかなか奥が深いと思いませんか。
(読んでも宿題は解消できません。残念!)