進路を考えるときに
世の中は日本人のノーベル賞受賞に沸いています。しばらくは理論物理学などの基礎科学が流行って、理系がもてはやされるのでしょうか。評価された研究自体はとても古いもののようですよ。
さて、お子さまたちに将来を考えてもらうときには「社会のしくみ」を理解する必要があります。社会で役立つ人間になるためには、自分自身が社会で何を担うのかを考えていかねばなりません。そろそろ政治や経済など「世の中」に目を向けることも大切ではないでしょうか。
今日、図書室で「14歳からのお金の話」という本を見つけました。週刊こどもニュースでニュースを分かりやすく解説していた池上彰さんが書いています。「お金とは何か?」「分業で人間は豊かになった」「みんなが豊かになるには」など読みやすい本です。中学生でも経済のことが分かると世の中のことにより関心をもつことができるのではないでしょうか。本の最後に書かれている「何のためにはたらくのか」だけでも読んで欲しいと思います。A.M.