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14歳をターゲットにした本①

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 ここしばらく、14歳をタイトルにつけた本が多く出版されているように思います。多感な中学生へ向けてのメッセージというスタンスで書かれているので読みやすいのですが、内容は大人でも十分に耐えられるものが多いように思います。図書室にも入っていますし、冬休みにお子さまと一緒に読まれてはいかがでしょうか。

 1冊目は宮台真司さんの「14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に」です。どうしてこの社会に「ルール」があるのか,「恋愛」と「性」について,将来就く「仕事」と「生活」について,「生」と「死」について―など、身近な話題を入り口に、わかりやすい語り口で、深いテーマを語っています。宮台真司さんは首都大学東京で教鞭をとられている社会学者です。藤原和博さんと一緒に書かれた「人生の教科書 よのなかのルール」とともに、手にとってほしいと思える内容だと思います。A.M.