沖縄研修旅行第1日目
今朝は冷え込みました。空港での集合時間は7時15分と早めでしたが、誰一人遅刻することなく、また、心配されたインフルエンザで欠席することもなく、集合することができました。団長である学校長から今回の研修旅行の目的を聞いた後、定刻通りの飛行機で沖縄・那覇空港へと移動しました。
昼食後に訪れた平和祈念資料館では、展示を見て、戦争の傷跡や平和の尊さを感じた後、平和の礎で各クラスで用意していった千羽鶴を捧げ、黙祷をしました。代表の生徒には平和へ向けて誓いの言葉も述べてもらいました。その後、本島中部までの移動では、嘉手納基地の横を通りましたが、ガイドさんの説明を聞く表情は複雑でしたので、過去のことではないという意識も持ってくれたのではないかと思います。
南部戦跡を後にして次に訪れたのが、世界遺産にもなっている首里城公園です。守礼の門や首里城などを回りながら、沖縄独特の歴史と文化を感じてもらいました。鮮やかな朱を基調とした建物を目の前にして、写真ではない本物の持つ迫力を実感しただけではなく、それが先の戦争で全て失われていたことに驚きを隠せないようでした。
億首川でネイチャー未来館のスタッフの方にマングローブ林について説明を受けた後、恩納村のホテルに到着しました。夕食後にNPO法人沖縄O.C.E.A.Nのエド・ハインリック・サンチェスさんからビーチコーミングなどの活動を通して自然に対する意識を高めようという趣旨の講演会をしていただきました。公演後に生徒からは話の内容を生かして、明日からの活動につなげたいという感想が聞かれました。
盛りだくさんの初日はなんとか無事に終わりました。特に体調を崩している生徒もいません。明日は6時30分に起床です。おやすみなさい。