« 進路学習「職業人に学ぶ」 | メイン | 本気で取り組むからかっこいい »

選特生物 授業の補足10

px250_03.jpg
 分子生物学に入りました。最初なので研究の歴史を年表でなぞりました。1958年にFrancis Harry Compton Crickが提唱したCentral dogmaがエポックメーキングとなって、一気に発展した様子は理解してもらえたと思います。Central dogmaは以前このブログで紹介していますので、復習しておいてください。
「選特生物 授業の補足 2」

 バイオの時代と言われて久しいですが、生き物に関わる研究で分子生物学の知見を無視することはできません。細胞,発生,遺伝,生理…どの分野においても、DNAやタンパク質などの高分子のはたらきを意識しながら研究を進めています。その研究が食品や医療だけではなく、材料工学やエネルギーにも関与している現状を考えると、来年、生物を選択した理系の生徒だけが学ぶ内容ではないと思います。中高生向けにバイオテクノロジーの可能性を解説したサイトを見つけましたので、参考にしてください。
財団法人バイオインダストリー協会「みんなのバイオ学園」