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自然学舎の感想文、徐々に通常の学園生活に

 入学式以来、オリエンテーションや学力推移調査、自然学舎と行事が続き、まだまだ、通常の学校生活になっていませんでしたね。

 自然学舎から帰ってきてからの感想文と保護者のコメントを今日、回収させていただきました。みんなの文を読んでいると、「飯盒炊さんでひとりじゃなにもできなかっただろうけど、みんなで協力することでおいしいカレーをつくることができた。」や「ひとりが時間に遅れると、159人が待たなくてはいけない。」ことを振り返り、友達の大切さや集団での時間の大切さを学んでくれたんだなぁとうれしく感じました。
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 昨日から清掃活動が始まりました。掃き掃除ひとつを見てもまだまだたどたどしい感じで、担任と一緒に教えてもらいながら清掃しました。終礼も担任が全部行っています。早く掃除の仕方や終礼での各係の仕事を覚えて、自分たちで運営できるようになりましょうね。
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 中学時代は、「幼さ」から「おとな」に近づく第1歩を踏み出す時代です。大人は、「自分のためのこと」と「他人のためのこと」の両方ができなければいけません。「自分の欲求だけ」をいっていた幼児期から「自分でできることは自分でしよう」といわれた小学校時代を終えて、中学校に入学しました。自然学舎で学んだことは「集団の中での自分」ということ。そこには、「仲間」があり、「役割」があり、「集団の一員としての責任」があります。自分のわがままを抑え、集団の動きに合わせ、グループのために動くことを3日間、いろんな形でやってきたと思います。そして、個々それぞれに身につけて帰ってきたと思います。そのことをもっと発展させ、自発的な活動をどんどん増やしていきましょう。
 どうぞ、ご家庭の中でも役割を与えてあげてください。それが、社会の一員となる大切な準備になると思います。毎日の当たり前のことが当たり前のように行えますように。明日は、日曜日。まだ疲れが残っている人はしっかり休養しましょう。宿題を忘れずに。