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大学入試を考える(10)

<面接について>
質問は、一般質問と学科に対する質問、口頭試問の3つに大別される。一般質問では、志望理由、大学で学びたいこと、抱負、将来の進路と希望、高校生活の思い出などの質問が中心である。なかでも、志望理由、抱負などは、間違いなく問われると考えてよい。
学科関連の質問とは、例えば「経済系ではTPP問題」、「医学系で、臓器移植・iPS細胞」などである。
口頭試問は、面接者がその場で教科関連の質問を出し、受験者がその場で答えるというもの。理工学系でよく実施されている。質問は学科関連の教科の基礎的な知識や常識を問うもので、面接前に受けた小論文や学力試験に関連するものが多い。図やグラフを示して質問したり、簡単な計算や実験をさせたり、計算などの場合、黒板やホワイトボードを使用したりもする。
面接の評価方法は大学・学部によって異なるものの、主に①参考程度、②点数化、③段階評価、④点数化しないが重視、の大きく4つに分けられる。この4つの評価方法の中では②の点数化されるが最も多い。
面接本番では緊張するのが当たり前。何もしなければ自分の思ったことの半分も言えない悲惨な結果となるでしょう。というわけで、面接対策では、模擬面接は必須である!本校でも、毎年進路の先生や担任らが中に入って、実際に面接の練習を行っています。学校の先生とはいえ、いざ模擬面接をやってみると、なかなかうまくいきません。自分の言葉で、自分の思いを面接官に伝えれるように、志望動機や抱負については、今からよく考えておくようにしておいてください。